偶然クレーマーに遭遇してしまった人もいる。東京都に住む40代女性は、あるホテルで通常の客室よりもグレードの高い「エグゼクティブフロア」に宿泊した際、クレーマーを目撃したそう。
夕刻に軽食をとりに向かったラウンジで、タチの悪いクレーマーを見かけたようだ。騒ぎのきっかけはスタッフが「声を小さくしてほしい」とお願いしたことだった。(文:真鍋リイサ)
連れの男性に「撮れ、撮れや」と撮影するよう促して
そこはエグゼクティブのための特別なラウンジで、おそらく話し声や笑い声がよほど大きかったのだろう。ところが
「中年女性が、大阪弁で『どこがうるさいんじゃ』『何度も来てるけど言われた事無い』『お前の言い方が気に入らない』『コイツら(他の客の事)より先に来てるんや』と怒鳴りまくっていた」
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注意されたことで逆ギレし怒鳴り散らかしたという。さらに
「連れの男性に『撮れ、撮れや』と怒鳴っていたが、かえって自分の恥を露呈するだけなのになぁと」
見ていて呆れた女性。だが自分が悪いと思っていないクレーマーは、店員とのいさかいを動画に取り、どこかへ流すつもりだったのだろうか。
その後、責任者が来て改めて話をしようとしたが、クレーマーの態度は変わらなかった。
「『お前は話が分かっとるんか!? 分かってないなら入ってくるな!』と、最初に声をかけたスタッフをいじめ続けていた」
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あまりにもひどいなら、警察を呼ぶほうがいいだろう。なお、東京都では4月から「カスタマー・ハラスメント防止条例」が全国で初めて施行される予定だ。カスハラを減らすきっかけになると期待したい。
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