ゴツゴツした巨大な石を、40時間かけて磨くと…… 驚きの大変貌に「芸術的」「とても素敵」【海外】

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2025年01月29日 07:38  ねとらぼ

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ねとらぼ

3000カラットを超える水晶の原石

 巨大な水晶の原石から宝石を作り上げる動画がYouTubeに投稿され、記事執筆時点で再生数は97万回を突破。見事な仕上がりが「すばらしい!美しい!」「本当にびっくりしました!」と注目を集めています。


【画像】驚きの“完成品”


●巨大な水晶の原石を研磨


 動画を投稿したのは、宝石の研磨動画をメインに発信しているYouTubeチャンネル「Matt's Corner of Gem Cutting」を運営するマットさん。知人のポールさんから「5つの原石を研磨してほしい」と依頼を受け、今回はその3つ目となる巨大な水晶(クオーツ)を加工していくといいます。その大きさは、なんと3000カラットを超えるとのこと。


 まずはゴツゴツと大きな原石を棒に固定し、全体の形を目の粗い研磨盤で整えていきます。マットさんによると、今回は原石の形状を生かしてスクエアカットに仕上げるのが最適なのだとか。


 大まかな形が出来上がったら、表面を磨きあげる作業へと移ります。複数の研磨盤を使い分けながら、丁寧に作業を進めていくマットさん。60番、180番、600番と徐々に研磨盤の目を細かくしていくと、荒削りだった石の表面は傷を肉眼で確認できないほど滑らかに。最後に3000番の研磨盤で磨き上げると、白濁していた石の表面にツヤっとした透明感が生まれました。


●1000カラットを超える美しい宝石が完成


 マットさんは新たな研磨盤に酸化セリウムの研磨剤を塗り、さらに研磨。石に入り込む光が逃げないよう計算しながら、低速でじっくりと磨き上げていきます。


 最後に、石のテーブル面を仕上げたら美しい宝石が完成! 光をたっぷりと取り込みながらうるっと輝く姿に、思わずうっとりと見とれてしまいます。


 そして、驚くべきはその大きさ。完成した宝石の重量は1165カラットで、これまでマットさんが手掛けた宝石の中でも最大サイズだといいます。作業時間は40時間以上にも及んだとのことですが、繊細かつ迫力のある仕上がりにマットさん自身も満足そうな様子でした。


●「芸術」「職人技」と称賛集まる


 コメント欄では「博物館の展示品にふさわしい」「信じられないほどの才能」「完成した作品は芸術としか言いようがありません」「あなたの職人技は本当に素晴らしいです!」「本当に魅力的」と称賛の声が寄せられています。


 マットさんはこのほかにも、自身のYouTubeチャンネル「Matt's Corner of Gem Cutting」にて宝石の研磨動画を公開中。また、マットさんが手掛けた宝石はオンラインマーケット「Etsy」で購入することも可能です。


画像はYouTubeチャンネル「Matt's Corner of Gem Cutting」より引用



このニュースに関するつぶやき

  • 水晶のモース硬度高いから大きいの磨くのはぞ大変だったでしょうね。見事です!
    • イイネ!1
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