【DeNA】新人合同自主トレが打ち上げ！ドラ1・竹田祐がキャンプへ向け決意…「緊張感を楽しみつつ練習をやっていければ」

◆ 順調アピールのドラ1

＜1月29日　横須賀市追浜・DOCK OF BAYSTARS YOKOSUKA ＞

　ベイスターズ期待のルーキーたちが8日から行っていた新人合同自主トレが29日で終了し、ドラフト1位の竹田祐が取材に応じた。

「入寮してからいろいろな人に見られて野球して、いい経験になりました」と第一声。1ヶ月のトレーニングを経て「その時に比べてだいぶ体重も増えてきました。ウエイトもやったので、いい感じで身体は動いてると思います」と満足げな表情を見せた。また「入江（大生）さんはずっと毎日いたんでいろいろ話してくれました。お昼休憩の時は部屋にも来てくれて、大学のときみたいな感じで他愛もない話もしたんで、久しぶりで楽しかったです。まだまだこれからやから、そんなに焦らんでやらんでいいぞってすっと言ってくださいました」と明治大学の先輩からアドバイスも受けたと笑顔で語った。

　ピッチング面では「ブルペンにも6回ぐらい入りました」とし、持ち球すべてを試していると告白。そのうえで「まだまだ完成はしてないんで。キャンプに行ってしっかり投げて、実戦に入っていければいいなと思います」と沖縄でピッチを上げていくプランを口にした。

　キャンプは1軍の宜野湾スタートが確定。「この1ヶ月の取り組みがキャンプに出ると思うので、キャンプからしっかりとアピールして行きたいです。テレビで見ていたトップスターの人たちと野球するので緊張すると思うんですけど、その緊張感を楽しみつつ練習をやっていければいいと思います」と決意した即戦力期待の右腕。「投げる試合に全て勝ち、自分自身に勝てるような選手になるよう頑張る」との目標に向け、沖縄の地で第一歩を踏み出していく。


取材・文・写真：萩原孝弘