ステラ・マッカートニーが、LVMHグループから少数株式を買い戻した。同ブランドは2019年以降、世界最大のラグジュアリー産業のコングロマリットであるLVMHモエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトンが一部を所有していたが、5年以上のコラボレーションを経て独立する運びとなった。
アルノー家が経営するLVMHの声明にはこうある。
「ステラ・マッカートニーにとってのこの新たな章は、メゾンの基礎や運営を強化するためにグループと緊密に協力した後に独立し、自身の物語の新たなページを書きたいという本人の願望を反映したものです」
完全なオーナーシップを取り戻したデザイナーのステラ・マッカートニーだが、アンバサダーとして引き続きアルノー家と協力しサステナビリティに関して取り組んでいく予定だ。
ちなみに同ブランドは過去に、コングロマリットのケリングが保有していた50%の株を買い戻し独立、その後、LVMHを新パートナーにしていた。
自身のブランドを通して動物製品を一切使用しないスタイリッシュなコレクションを発表し続けているステラ。そのコミットメントが評価され昨年11月にはPETA(動物の倫理的扱いを求める人々の会)のパーソン・オブ・ザ・イヤーに選ばれていた。
元記事はこちら:https://www.narinari.com/Nd/20250193250.html