PSV戦にフル出場した遠藤航 [写真]=Getty Images リヴァプールに所属する日本代表MF遠藤航の評価は分かれることとなった。
チャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第8節(最終節)が29日に行われ、リヴァプールはPSVと対戦。28分にコーディ・ガクポのPK弾で先制すると、35分には同点に追いつかれたが、40分にハーヴェイ・エリオットが勝ち越しゴールを決めた。しかし、前半終了間際に立て続けに2失点すると、最後まで追いつくことはできず。2−3で敗れ、リーグフェーズ全勝とはならなかった。
すでに決勝トーナメントへのストレートインが確定している状況からメンバーを大きく入れ替えて臨んだリヴァプールの中で、遠藤は中盤で先発出場となり、後半途中にはセンターバックでもプレーしながら、フル出場を果たした。試合後、選手採点を発表した地元紙『リヴァプール・エコー』は遠藤にチーム最低タイとなる「5」点をつけた。
寸評では「序盤は空中戦の能力が役に立ったが、PSVの2度目の同点ゴールの場面ではボールを奪われてしまった。その後は不安定だったが、センターバックに移ってキャプテンマークを巻いた後は少し落ち着いた」と記されている。
一方、地元メディア『THIS IS ANFIELD』ではチーム2位タイとなる「7」点と採点され、「リヴァプールの頼れるユーティリティマンである遠藤は、いつものようにプレーを崩し、カウンター攻撃を阻止し、ラインを突破するという仕事をこなした。慣れない中盤がビルドアッププレーを脅威的なテンポで維持するのに苦労したため、何度も少し窮屈に陥った」と評価された。
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