まさに“鉄壁”! インテルがわずか1失点でCL決勝Tへ…指揮官も「並外れたことをやった」と賛辞

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2025年01月30日 14:17  サッカーキング

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インテルを率いる「インザーギ監督 [写真]=Getty Images
 昨シーズンのセリエA王者であるインテルが、安定感際立つ戦いでチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント進出を決めた。

 CLリーグフェーズ最終節が29日に行われ、インテルは本拠地『サン・シーロ』に日本代表FW南野拓実が所属するモナコを迎えた。開始早々の4分にラウタロ・マルティネスのPKで先制し、12分には相手選手の一発退場により数的有利に。その4分後にラウタロが追加点をマークすると、67分にはこぼれ球に詰めたラウタロがハットトリックとなるゴールを決め、そのまま3−0で勝利した。

 勝ち点を「19」まで伸ばし、全体4位でベスト16への“ストレートイン”を決めたインテル。6勝1分1敗という成績もさることながら、8試合でわずか1失点と欧州最高峰の舞台で抜群の安定感を披露した。データサイト『Opta』によると、インテルはCLでのホーム戦過去6試合すべてを無失点で終えているとのこと。これは2016年のアトレティコ・マドリード以来の記録となっており、イタリアのチームとしては2005年9月のユヴェントスに次いで大会史上2例目だという。

 チームを最後尾から支えるスイス代表GKヤン・ゾマーは自慢の堅守について「(8試合で7度のクリーンシートは)GKとしては嬉しいが、僕だけの功績ではない。僕たちはチーム全員で守っている。それは素晴らしいことであり、僕たちにとっての成功の鍵だと思っている」とコメント。また、シモーネ・インザーギ監督も次のように満足感を示している。

「チームを称賛した。8試合とも良い戦いをすることができたし、素晴らしい旅だった。これを当たり前だと思ってはいけない。順位表を見ると、いくつかの素晴らしいチームがトップ8に入ることができていない。選手たちは並外れたことをやった。今の目標はCLを含むすべての大会でできるだけ上位に進出することだが、他のチームも同じことを望んでいる。大きな野望があり、このまま続けていきたい」

 なお、インテルは決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)でユヴェントス、ミラン、フェイエノールト、PSVのいずれかと対戦する。


【ハイライト動画】インテルがモナコに3発完勝! 4位で決勝Tへ


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