昨年のジャパンカップは2着同着のシンエンペラー(栗東・矢作芳人厩舎)。次走は2月22日(土)にキングアブドゥルアジーズ競馬場で行われるネオムターフカップに出走を予定しており、今朝30日はレースに向けた追い切りを行っている。
CWで坂井瑠星騎手が跨っての追い切り。ホウオウプロサンゲより先に馬場入りして先行。向正面のペースはかなり遅く、頭の高い走り。見た目にはあまりスムーズな動きではないように思えたが、これで脚がたまっているのがこの馬。
3コーナーでは内からホウオウプロサンゲが追い抜いていき、最後の直線に向くところでは外から追いかけるような感じになっていた。そこから仕掛けてゴールを目指すと、しっかりと脚を使う。ただ、鞍上の手応えは楽々という感じだった。
時計は6F84.9〜5F68.5〜4F52.7〜3F36.8〜2F22.8〜1F11.2秒。先週に比べると、楽に動けたという意味では今週の方が良くなっている印象。まだ、これから先も良くなる余地がありそうなだけに楽しみは増すばかりだ。
(取材・文:井内利彰)