2月11日(祝・火)に船橋競馬場、ダート1800mで行われるクイーン賞。ここに出走を予定しているライオットガール(栗東・中村直也厩舎)とテンカジョウ(栗東・岡田稲男厩舎)の2頭が今朝30日、レースに向けた追い切りを行っている。
昨年の同レース4着だったライオットガールはCWで3歳未勝利と古馬1勝クラスを先導する3頭併せの先頭。前半からゆったりとしたペースで引っ張り、ペースが上がったのは最後の直線に向いたところから。格上で前に行き、道中のペースも遅かったことで最先着は当然だったが、ラスト1Fが11.5秒と切れのある動きを見せたのは、休み明けとしては上々の内容だろう。時計は6F84.8〜5F68.9〜4F53.6〜3F37.9〜2F23.5〜1F11.5秒。
テンカジョウは国分優作騎手が跨って単走。1頭だったこともあり、馬場入りから1コーナー、2コーナーはすごくゆったりとした走りで、向正面に入ってからもさほどラップは速くなっていない。追い切りのペースとしては遅いかなと思うところはあったが、3コーナーを抜けるあたりからラップが速くなる。
最後の直線に向いてからは軽く促されただけできっちりと加速できて、時計は6F83.3〜5F67.7〜4F52.0〜3F36.5〜2F22.9〜1F11.5秒。数字だけでなく、すごく雰囲気の良い動きに思えた。
(取材・文:井内利彰)