現行フォーマット最後の『スーパーカップ』開催に…野々村チェアマンが“後継大会”にも言及「色々なことを考えている」

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2025年01月30日 16:18  サッカーキング

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Jリーグの野々村芳和チェアマン
 新シーズンの幕開けを告げる『FUJIFILM SUPER CUP 2025』の大会概要発表記者会見が30日に行われ、Jリーグの野々村芳和チェマン、特別協賛社である富士フィルムビジネスイノベーション株式会社の浜直樹社長、大会アンバサダーを務める槙野智章氏が登壇した。

 前年度のJリーグ王者と天皇杯王者が対戦する『FUJIFILM SUPER CUP』だが、昨季はヴィッセル神戸が両大会で優勝したため、今大会は神戸と2024明治安田J1リーグで2位となったサンフレッチェ広島が2月8日(土)に国立競技場で対戦。試合は13時35分開始予定で、90分間で決着がつかなった場合はPK戦によって勝敗を決する。

 野々村チェアマンは冒頭、「この季節がやってきたなと思っています」と語り、「神戸は(J1を)連覇して昨季は2冠と、現在の日本で一番強いと言われるチームですし、広島も3年連続でリーグ戦のトップ3に入っている力のあるチーム。これからも日本を引っ張ってもらいたいと思うチーム同士の対決で、僕自身も非常に楽しみにしています」と、近年のJリーグを牽引チーム同士の対戦に期待を寄せた。

 また、「今回で32回目ということになりますが、シーズン移行ということもあり、現行のフォーマットで行うスーパーカップは今回が最後となります」と続け、「これからどんなものを日本サッカーのためにやっていけばいいのか、浜社長や富士フイルムビジネスイノベーションの皆さんと一緒に色々なことを考えている段階ですので、何か新しいものが決まったらお伝えしたいと思います」とコメント。後継大会の開催を検討中であることを明かした。

 野々村チェアマンはさらに「32回という長きにわたってサポートいただいた富士フイルムビジネスイノベーション様には本当に感謝しています」と謝辞を述べつつ、「これからも新しくサッカーのためになるような大会を作っていけたら、一緒に日本のサッカーを成長せていけたらと思っております」との思いを口にした。

 なお、Jリーグは2026年にシーズン移行を実施し、2026−27シーズンより、大会開催シーズンを“春秋制”から、“秋春制”へと移行。その移行期にあたる2026年前半には、『特別大会』を開催することも決定している。

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