知人女性に性的暴行を加えたとして不同意性交等罪に問われた福島県南相馬市の復興ボランティア団体代表、上野敬幸被告(52)に対する初公判が30日、前橋地裁(橋本健裁判長)であり、上野被告は「同意があったと思う」と起訴内容を否認し、無罪を主張した。
起訴状によると、被告は2024年7月18日未明から朝にかけ、群馬県太田市内のホテルで、知人の20代女性に「触らせろ」などと言って性的暴行を加えたとされる。
上野被告は11年の東日本大震災で子ども2人と両親を亡くし、復興ボランティア団体を設立。行方不明者の捜索や復興に向けたイベント企画に携わり、21年の東京オリンピックでは聖火ランナーを務めた。【加藤栄】
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