手話通訳のできる警察官を配置した「手話駐在所」の運用が、神奈川県警鶴見警察署で始まりました。
新たに「手話駐在所」としての運用が始まったのは、横浜市鶴見区の北寺尾駐在所です。
駐在所の長田幸治巡査部長(48)は、地域住民を訪問する中で耳の不自由な人と筆談でやりとりした際に、うまく意思疎通ができなかったことがきっかけで手話の勉強を開始。去年3月に横浜市の手話通訳者に登録されました。
神奈川県内では横浜市瀬谷区の北新駐在所に続いて2か所目の「手話駐在所」として、今月から運用が始まりました。
長田巡査部長は、「広範囲にいろんな警察署に通訳派遣ができればいいと思います。今後は手話ができる警察官を増やしたい」と意気込みを語りました。
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