ワークマンの「コーデュロイモック」は普段履きにちょうどいい暖かさ 雨や泥をサラリと弾くはっ水性も魅力【2025年1月版】

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2025年01月30日 17:20  Fav-Log by ITmedia

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ワークマン「コーデュロイモック」

 ワークマンでは、さまざまな防寒ブーツを展開しています。今回は、その中でもタウンユース向きの「コーデュロイモック」を紹介します。

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 世界的化学・電気素材メーカーである3M社のエコ中わたが使われていて、スマートな見た目によらず、しっかりとした防寒性を発揮するアイテムです。ぜひ商品選びの参考にしてみてください。

●独自の耐久はっ水加工で泥汚れが付きにくい

 さまざまな防寒ブーツをラインアップしているワークマン。かつて筆者は「DIA高撥水タウンブーツ(現在は廃盤)」という商品を購入したのですが、ダブル発熱中わたによる防寒性は非常に高かったものの、雪が降るほど気温が下がらない限りはオーバースペックで、住まいのある関東平野部では活躍する機会がほとんどありませんでした。

 そんな筆者が最近気に入って履いているのが、「コーデュロイモック」です。発売から2シーズン目を迎えた人気商品で、アッパーにコーデュロイを使用しており、見た目も暖かそうです。この生地の表面には、ワークマン独自の耐久はっ水加工「SplaTECH(スプラテック)」が施されており、雨水を強力に弾くほか、泥汚れが付着しにくいという効果もあります。さらに接地面から4cmの高さまでの防水性もあります。

 中わたをたっぷり使用した他の防寒ブーツと比べると、この商品は軽防寒シューズという立ち位置ですが、生地の中間層には3M社の「XEROGEL(ゼロゲル)」というエコ中わたが挿入されていて、スマートな見た目に反して優れた保温性を発揮。また履き口にはドローコードがあり、これを絞ることで足首側から冷気が侵入するのを軽減できます。

●アウトソールはやや硬め、インソールは交換可能

 厚底に見えるアウトソールは、クッション性が高そうですが若干硬質で、かかとが沈み込むような感覚はありません。スニーカーのような柔らかいソールと比べると、歩き心地はややゴツゴツとしています。

 なれると特に気にならず、筆者もしばらくはそのまま履いていました。ある日、インソールが着脱できることに気付き、その後はクッション性の高いインソールに交換して愛用しています。ワークマンには他にも、毛足の長いファーを用いた防寒インソールや、吸湿性に優れたフェルトタイプのインソールなどもあるので、用途に応じていろいろ試してみるのもいいでしょう。

●ちょうどいい暖かさ、気温が一桁になると本領発揮

 商品名に「モック」とあるとおり、靴ひもや金具のないスリッポンタイプなのでフィット感はそれなりですが、それと引き替えに脱ぎ履きがしやすいのは長所といえるでしょう。加えて、シンプルなため非常に軽量(3Lサイズで実測563g)で、足の運びが軽やかなのもおすすめポイントです。

 肝心な防寒性については、末端冷え性ではない筆者にとっては十分で、これに慣れてしまった今では、たまにスニーカーや革靴で外出するたびに「こんなに寒かったっけ!?」と驚くほどです。また、電車や室内に入ったときなど、周囲の気温が上がっても蒸れをあまり感じないのは、エコ中わたのゼロゲルに通気性があるからかもしれません。

 直近では、関東平野部は降水量が少ないため、防水性に関しては未確認ですが、シャワーによるはっ水テストを行ったところ、抜群の水弾き性能を発揮してくれました。

 足元は寒いけれどモコモコとしたブーツはちょっと……、という人にピッタリなコーデュロイモック。実売価格2500円(税込み)というワークマンらしい手ごろな価格も魅力ですね。

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