アメリカの首都ワシントン近郊で、日本時間きょう午前11時ごろ、乗客60人を乗せた旅客機がアメリカ軍のヘリコプターと衝突し、墜落しました。現在、救助活動が行われていて、これまでに18人の遺体が見つかったと報じられています。中継です。
【写真を見る】「妻を川から引き揚げて」米ワシントン近郊で旅客機墜落 18人の遺体を発見 滑走路の進入中にアメリカ軍ヘリと衝突
首都ワシントンの近郊です。私の後ろに見えるポトマック川に旅客機が墜落したとみられています。現在、深夜2時50分をすぎたところですが、川沿いには緊急車両が多く集まっていることが確認できます。
アメリカの会社「アースカム」が公開した映像です。アメリカの連邦航空局によりますと、現地時間の29日午後9時ごろ、首都ワシントン近郊のレーガン・ナショナル空港近くで、アメリカン航空の旅客機が滑走路の進入中にアメリカ軍のヘリコプターと空中で衝突しました。
旅客機には乗客60人、乗員4人が搭乗していて、ヘリコプターには兵士3人が乗っていたということです。
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ロイター通信は、これまでに4人が川から救助されたほか、18人の遺体が見つかったと伝えています。
妻が旅客機に搭乗
「今、この瞬間にも妻を川から引き揚げてくれていることを祈っています。妻は私に“あと20分以内に到着する”とメッセージを送っていました」
トランプ大統領はSNSに「なぜ、ヘリコプターは上昇も下降もせず、旋回もしなかったのか。なぜ、管制塔はヘリコプターに何をすべきかを伝えなかったのか。事故は防げたはずだ」と投稿しています。