【写真】彩風咲奈のエスコートに大照れする沢城みゆき
革命期のフランスで懸命に生きる人々の愛と人生を鮮やかに描いた池田理代子の漫画『ベルサイユのばら』を完全新作で劇場アニメ化した本作。1972年より「週刊マーガレット」(集英社)にて連載され、現在累計発行部数は2000万部を突破した漫画は、宝塚歌劇団による舞台化やテレビアニメ化など、数々の方面で社会現象を巻き起こし、少女漫画界に金字塔を打ち立てた。
宝塚歌劇の演目としても広く知られる『ベルサイユのばら』。昨年に上演された『ベルサイユのばら』―フェルゼン編―は、宝塚歌劇での初演から50周年目の公演となった。そんな記念すべき公演にてフェルゼン役を演じ、その公演千秋楽をもって宝塚歌劇団を退団した彩風。偶然にもその退団公演を観劇していた沢城は、本人が目の前にいるにも関わらず「認識できないです。こんな近くで拝見する方じゃない!」と大照れ。彩風の目も見られないくらい舞い上がっている様子。
さらに偶然が重なり、彩風が宝塚を志すきっかけとなった2001年上演の宙組公演『ベルサイユのばら』―フェルゼンとマリー・アントワネット編―を、平野も観ていたそう。「あれが初めて見た宝塚公演でした」と思い出深い作品だと語った。
宝塚と劇場アニメのフェルゼンが奇跡的に揃ったということで、沢城の「並んだ姿が見たい!」とのリクエストで、彩風と加藤が並び立つ場面も。加藤は「これまでも、いろんな作品でフェルゼンを演じた方と会ってきましたが、(彩風は)眩しいです。このキラキラは、僕には出せない。声でも頑張らなければと思いました」と、彩風の存在がこれからの声優活動の士気に繋がったと明かした。
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また、最後の挨拶を終えステージを降りる際にも、階段を下りる沢城に豊永と彩風が手を差し伸べ、沢城が彩風を選んだことで爆笑が巻き起こる。最終的には3人で手を繋いで会場を後にしていた。
劇場アニメ『ベルサイユのばら』は、1月31日公開。