アーセナル、マンCとの直接対決に“守護神”が欠場？　指揮官がジローナ戦でメンバー外のラヤに言及

　アーセナルに所属するスペイン代表GKダビド・ラヤが、負傷によりマンチェスター・シティ戦を欠場するかもしれない。30日、イギリス紙『デイリー・メール』がミケル・アルテタ監督のコメントを伝えている。

　チャンピオンズリーグ（CL）・リーグフェーズ第8節が29日に行われ、アーセナルは敵地でジローナと対戦した。試合は28分にアルノー・ダンジュマの得点でジローナが先制したものの、38分にジョルジーニョがPKで同点弾をマーク。さらに4分後にはイーサン・ヌワネリが逆転ゴールを挙げ、リードを守り切ったアーセナルがラウンド16へのストレートインを確定させた。

　この試合では複数の主力選手をサブスタートにしながら逆転で白星を収めたアーセナル。メンバー外となったラヤも、当初は欠場理由がターンオーバーによるものだと思われていた。しかし、試合後のインタビューに応じたアルテタ監督は「彼はコンディションが悪いんだ。それとは別にチャンスを得るに値する選手がいるとすれば、それはネトだ」とコメント。ノルベルト・ムラーラ・ネトが先発GKとして先発した理由を明かしつつ、「彼は間違いなくプレーできる状態ではなかった。負傷しており、それがすべてだ」とラヤの欠場要因を明かしている。

　これにより、ラヤは来月2日に開催予定のプレミアリーグ第24節マンチェスター・シティ戦での出場が不透明に。2位アーセナルと4位マンチェスター・シティの勝ち点差は「6」となっており、今節の目玉である両者の対戦は今シーズンの上位争いを占う“大一番”だ。ラヤは今季ここまで公式戦33試合に出場中。リーグ最少失点を支える守護神が欠場となれば、アーセナルにとっては大きな痛手となりそうだ。