オーバーロードは1月29日、「加熱式タバコのシェア率調査」の結果を発表した。調査は1月7日〜14日、20〜60代の喫煙者1万1,405名を対象にインターネットで行われた。
現在使用しているタバコの種類を聞いたところ、「紙巻きタバコ」が最多の58.39%を占め、次いで「加熱式タバコ」が39.29%という結果に。加熱式タバコ利用シェア率は、2024年度から約3%増加し、ほぼ4割近くに達する結果となった。
年代別に見ると、最も加熱式タバコの利用が多かった年代は20代で57.19%。中でも20代女性は60.99%と6割を超える結果に。また、30代でも半数以上 (51.13%)が加熱式タバコを利用しており、匂いの少なさや、火を使わず灰が出ない、周囲へ迷惑をかけにくいといったメリットに敏感な年齢層ほど、加熱式タバコ利用率も高い傾向にあることがわかった。
続いて、どのブランドの加熱式タバコを吸っているかを調べたところ、1位「アイコス」(55.34%)、2位「グローハイパー」(23.14%)、3位「プルームX」(15.76%)という結果に。
それぞれのシェア率について2023年からの推移を見ると、「アイコス(IQOS)」は加熱式タバコのシェアでは過半数を超えるトップの座を維持している。
一方、「グローハイパー」のシェア率は、昨年から約3%の微減。「プルームXシリーズ」は昨年度から約2%以上伸ばす結果となった。
次に、現在吸っている加熱式タバコへの評価について調査したところ、「味や使い方など最初から満足で今後も吸い続ける」(55.88%)が最も多く、次いで「味や使い方など最初は不満があったが今後は満足で今後も吸い続ける」(22.56%)、「味や使い方など満足はしていないが大きな不満もないため吸い続けている」(16.67%)など、加熱式タバコを使っている約95%の人が今後も吸い続けると回答した。(CHIGAKO)