久保建英、ヨーロッパリーグ13位でプレーオフへ 過酷日程を乗り越えることができるか

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2025年01月31日 10:50  webスポルティーバ

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 1月30日、ヨーロッパリーグ(EL)、レアル・ソシエダ対PAOK戦の撮影取材のため、スペイン北部バスク州サン・セバスティアンを訪れた。

 ソシエダに所属する久保建英は、連戦の影響によりターンオーバーでベンチからのスタートとなった。

 この日は、今季加入したものの、ここまで期待に見合う活躍を見せることができていなかったオーリ・オスカールソンの起用が大当たりとなった。前半43分と後半3分に頭で合わせた2ゴールだけでなく、VARで取り消されたゴールや、バーを直撃するシュートもあった。

 久保は後半28分からの出場となった。2点リードの状況ではあったが、ビハインドのPAOKが攻勢を強めており、久保とミケル・オヤルサバルの投入により、再度ゲームをコントロールしようというイマノル・アルグアシル監督の意図が見てとれた。

 右サイドに入った久保は攻撃の起点となり、久保がボールを持った際には、観客席より「KUBO」というかけ声が上がっていた。

 久保は自らシュートを1本放っただけでなく、何度か味方の決定機をお膳立てしたが、ゴールにはつながらなかった。それでもチームはしっかりと完封し、ホームスタジアムで2−0の勝利を飾った。

 今季からレギュレーションが大きく変わったELは、リーグフェーズの1〜8位が決勝トーナメントにストレートイン。9〜24位が残り8枠をかけホーム&アウェーでプレーオフを戦う。

 ELのリーグフェーズを13位で終えたソシエダはプレーオフを戦うことになる。このため、ラ・リーガに加えて国王杯、ELと、しばらく週2試合ペースの過酷な日程が続くことになる。

 久保の起用がソシエダの勝敗に大きく影響している現状だが、指揮官にとっては久保のプレー時間をコントロールしながらの采配になりそうだ。

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