沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)は、2024年の入域観光客数が9,661,500人となったことを明らかにした。
前年比117.3%と大幅に増加した一方、過去最高となった2019年比95.1%だった。国内の空路での入域者数は2023年、2019年ともに上回ったものの、海外からは空路、海路ともに入域者数は2019年を下回った。
2024年度では約986万人を見込んでおり、それぞれ前年、2019年を上回る見通し。海外からのクルーズ船は1月に15回、2月に14回、3月に23回の寄港が予定されている。
ホテルの単価は、4月から12月にかけて本島リゾートのみ前年を上回ったものの、離島やシティホテルは若干下回った。1月から3月にかけても離島リゾートは軟調傾向で、本島リゾートとシティホテルは前年を若干上回るとみている。全国旅行支援の反動や物価高、供給増加の影響を受けた。稼働率は上がっていないという。
レンタカーは4月から12月が前年比84.3%と大きく下回り、3月にかけても微減が続く見通し。新規事業者や台数の増加による競争激化による単価下落の一方、2月はプロ野球やサッカーのキャンプシーズンで重要が高くなることから、前年並みを維持できる見通し。
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春節期間中は約55,000人の来沖が見込まれており、前年比1.6倍を予想している。国別では台湾と韓国が約8割を占める。1月30日にはベトナムからテト休暇に合わせてチャーター便を運航した。