Text by CINRA編集部
書籍『ラヴクラフト語辞典』が2月12日に刊行される。
「クトゥルー神話」の生みの親であり、現代のホラーやSF、ファンタジー作品に影響を与えた怪奇作家ハワード・フィリップス・ラヴクラフト。
同書は、ラヴクラフトと彼が生み出した作品世界を読み解くための絵辞典。ラヴクラフトの生涯、作品、神話体系、彼に影響を与えた人物や時代背景、後世の作家やカルチャーへの影響など膨大な用語を50音順に整理し、イラストとともに解説する。
さらにラヴクラフトによる1917年7月以前の作品であり、日本では商業的に翻訳されていなかった短編小説「虫けら爺さん」を収録。ラヴクラフトの食生活や映画化作品にまつわるコラム、「アーカム」や「インスマス」といった架空都市の地図も掲載される。
著は森瀬繚、絵は梶原陽輔。