選手会が過密日程についてFIFAと協議…FIFA会長は意義を強調「話し合うことができてうれしい」
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2025年01月31日 14:31 サッカーキング
国際プロサッカー選手会(FIFpro)が、近年問題となっている過密日程について国際サッカー連盟(FIFA)と協議を行った模様だ。現地時間30日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。
各方面から度々指摘されてきたサッカー界の過密日程問題。大会フォーマット変更や大会自体の新規創設などにより、選手たちがこなす試合の数は増加の一途をたどっている。過密日程は選手の身体面および精神面にダメージを与えることが報告されており、これまで選手側がストライキを起こす可能性が浮上したこともあった。
『BBC』は「FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長は、同団体(FIFpro)の代表団とスイスで会談した」と報道。また、同メディアは「FIFAの『支配的地位の濫用』をめぐり、FIFproが昨年10月に訴訟を起こして以来、両者が正式な場で会談したのは今回が初めてのことだ」と伝えている。なお、この訴訟は出場チームが32チームに拡大され、今年6月14日〜7月13日にかけて開催されるFIFAクラブワールドカップ2025に関連したものだ。
『BBC』は「世界中の選手の利益のために相乗効果を生み出す機会について話し合うことができてうれしく思う」というインファンティーノ会長のコメントを紹介。今回の会談は友好的なものだったが、同メディアは「マンチェスター・シティに所属するスペイン代表MFロドリ(右ひざ前十字じん帯断裂により戦線離脱中)が今季初めに主張した選手側によるストライキの脅威によって、インファンティーノ会長が会談の実施に追い込まれたという見方がある」と伝えている。
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