PSG、DFシュクリニアルのレンタル移籍を発表…モウリーニョ率いるフェネルバフチェに加入

　パリ・サンジェルマン（PSG）に所属するスロバキア代表DFミラン・シュクリニアルが、フェネルバフチェにレンタル移籍することが決定した。30日、両クラブが発表している。なお、レンタル移籍期間は今シーズン終了までとなっている。

　現在29歳のシュクリニアルは、母国のMSKジリナの下部組織で育ち、2012年1月にトップチーム昇格を果たした。その後、2016年1月に加入したサンプドリアで評価を高めると、2017年夏にはインテルに完全移籍で加入。初年度からセンターバック（CB）の主力として活躍し、在籍した6シーズンで公式戦通算246試合出場11ゴール5アシストを記録した。

　そんなシュクリニアルは2022−23シーズン限りでインテルとの契約満了を迎え、2023年7月にPSGに加入した。昨シーズンは公式戦32試合に出場したが、今シーズンは序列が大幅に下がり、ここまで公式戦5試合のみの出場にとどまっていた。

　このような状況から、今冬の移籍市場で退団することが濃厚となっていたなか、今季からジョゼ・モウリーニョ監督が率いて、現在スュペル・リグ（トルコ1部）で2位につけているフェネルバフチェに加入することが決定した。

　レンタル移籍が決定したシュクリニアルはフェネルバフチェのクラブ公式サイトで「ここに来られて本当に嬉しい。気分は最高だ。チームメイトと一緒にフィールドに立つのが待ちきれない」と喜びを語っている。