アーセナルOB、ワトキンス獲得オファーは「移籍期間終盤で“パニック”に」 冷静な戦力補強を求める

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2025年01月31日 16:33  サッカーキング

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アーセナルが獲得を狙う、アストン・ヴィラのワトキンス [写真]=Getty Images
 かつてアーセナルでプレーした元フランス代表MFエマニュエル・プティ氏が、今冬の移籍市場における古巣の動きに一石を投じた。現地時間30日、イギリス紙『メトロ』が伝えている。

 今季のアーセナルは、プレミアリーグでリヴァプールに次ぐ2位。勝ち点差が「6」あるものの、まだ挽回は十分に可能な状況だ。また、UEFAチャンピオンズリーグではリーグフェーズを3位で終え、ラウンド16にストレートイン。主要大会で上々の出来を示している。

 一方、数少ない懸念点としては「アタッカー不足」が挙げられる。2018−19シーズンのガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤン以来1シーズン20ゴール以上を挙げた選手がいないアーセナルは、常にストライカー獲得の可能性を探ってきた。現在はドイツ代表MFカイ・ハフェルツがCFを務めているが、現地時間12日に行われたマンチェスター・ユナイテッドとのFA杯3回戦ではブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスが負傷。長期の戦線離脱となり、ハフェルツに点取り屋としての重責がのしかかることになる。そのため、アーセナルはアストン・ヴィラに所属するイングランド代表FWオリー・ワトキンスに着目。今季リーグ戦23試合で10得点をマークしているストライカーを引き抜くべく、アストン・ヴィラに獲得オファーを提示した。

 プティ氏はアーセナル入りの可能性が取り沙汰されているワトキンスについて「加入しても十分に活躍できる」と断言。一方、現在29歳のワトキンスの獲得を急ぐ古巣について「移籍期間の終盤で“パニック”になったからに過ぎない。彼は第一候補ではなかったが、冬の移籍期間が終わりに近づいており、アーセナルは行動を起こさなければならなかった」と、冷静に戦力補強を行うよう忠告した。

 また、同氏はワトキンス以外の獲得候補としてスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサク(ニューカッスル所属)とナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘン(ガラタサライ所属)の名前を挙げ、次のように両選手を評価した。

「イサクは、アーセナルが純粋にストライカーに対して求めるもの、必要とするものをすべて備えている。オシムヘンも獲得リストに入っていたと思う。だが、彼の性格や人柄がアーセナルにとって今後の問題になる可能性も指摘されていた」

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