巨人に新加入 田中将大「緊張とワクワクどっちも同じくらい」甲斐拓也「新たな自分に出会える」各球団キャンプ地入り

プロ野球は2月1日に、全12球団が揃ってキャンプイン。本格的スタートを前に31日、宮崎と沖縄の両県に各球団が続々と到着した。

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昨季、4年ぶりにセ・リーグ制覇を果たしたものの、クライマックスシリーズで横浜DeNAに敗れ日本シリーズ進出を逃した巨人の阿部慎之助監督（45）は、宮崎空港で行われた歓迎セレモニーで「悔しい思いをして（宮崎に）帰って参りました。今年はまずは連覇して、日本一を何が何でも取って、また宮崎に帰ってきたいと」と覇権奪還を誓った。

その後チームは、宮崎市内にある宮崎神宮に参拝に訪れた。楽天から新加入の田中将大（36）は「緊張とワクワクどっちも同じくらい（ある）」と笑顔を見せ、「新しいチームに来て、何もかもが初めてのことなので、最初は慣れることで精一杯だと思いますけど、そんな中でもしっかりと練習していきたい」と意気込んだ。日米通算200勝まであと3勝、大記録達成へ、新天地で新たな戦いが始まる。

ソフトバンクから国内FA権を行使して巨人入りした甲斐拓也（32）は、ジャイアンツカラーのオレンジのネクタイを着用し参拝に臨んだ。「新たな自分に出会えるかなと思ってますし、しっかりと自分を表現しないといけないという緊張感もありながらやってます」と語り、正捕手争いへ向け「本当にいい選手、キャッチャー陣なので、そこに自分が入っていくということでしっかりと競争し合って、いいものをしっかり出せればとは思います」と口許を引き締めた。

リーグ戦3位からの下剋上で26年ぶりの日本一を成し遂げた横浜DeNAも、キャンプ地である沖縄に入った。ホテルで行われた歓迎セレモニーで三浦大輔監督（51）は、「リーグ優勝するためにも、この沖縄、宜野湾でしっかりとキャンプをして、いい準備をしてシーズンに入っていきたいと思いますので、1か月よろしくお願い致します」と力を込めた。