バルセロナに所属するブラジル代表FWハフィーニャが、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)において驚異的なデータを叩き出している。現地時間30日、データサイト『OptaJose』が伝えている。
2022年7月にバルセロナへと完全移籍で加入したハフィーニャは、2022−23シーズンは公式戦50試合に出場して10得点12アシスト、翌2023−24シーズンは公式戦37試合に出場して10得点13アシストをマークしたものの、高い期待度のせいかファンや現地メディアから批判の的とされることも少なくなかった。
だが、加入3シーズン目の今季、ハフィーニャはついに覚醒の時を迎えている。切れ味鋭いドリブルと高い得点力を発揮し、ここまで公式戦32試合で23得点13アシストをマーク。早くも過去2シーズンの得点数を上回っている。CLではリーグフェーズの8試合で8得点4アシスト。元ポルトガル代表FWルイス・フィーゴ氏とアルゼンチン代表FWリオネル・メッシに次いで、バルセロナで1シーズンのCLゴール関与数が「12」に達した3番目の選手となった。
さらに『OptaJose』によると、ハフィーニャはCLにおいて注目すべき記録を残している。CL通算20試合に出場して通算11得点10アシストをマークしており、出場時間は計1,426分。1ゴールまたは1アシストを記録するまでの平均時間は「75分」で、これはバルセロナ史上最高の数字となっている。なお、バルセロナのみならず世界最高選手の1人として知られるメッシですら、1ゴールまたは1アシストを記録するまでには「80分」かかっている。
バルセロナにおける1ゴールまたは1アシストを記録するまでの平均時間トップ5は次の通り(丸括弧内は平均時間)。
1位. ハフィーニャ(75分)
2位. リオネル・メッシ(80分)
3位. ネイマール(95分)
4位. フリスト・ストイチコフ(97分)
5位. ロベルト・レヴァンドフスキ(101分)