富士山麓電気鉄道は31日、富士急行線のダイヤ改正を2025年3月15日に実施し、大月〜河口湖間で1日2往復運転している「富士山ビュー特急」の運転時刻を一部見直すと発表した。
「富士山ビュー特急」は平日・土休日ともに大月〜河口湖間で2往復を運転。車両の定期検査にともない昨年11月から当面運休となっているが、今年の3月上旬に検査終了を予定している(検査終了日は変更となる場合がある)。ダイヤ改正に合わせ、「観光でご利用のお客様に、より充実した滞在時間をお過ごし頂くため」として、夕方頃に運転している「富士山ビュー特急13・14号」の時刻を見直し、河口湖駅の到着・発車時刻を早める。
平日の上り「富士山ビュー特急14号」は、現行の河口湖駅16時10分発・大月駅17時5分着から1時間近く繰り上げ、河口湖駅15時18分発・大月駅16時6分着に変更。平日の下り「富士山ビュー特急13号」は、現行の大月駅17時37分発・河口湖駅18時35分着から約40分繰り上げ、大月駅16時57分発・河口湖駅17時56分着とする。土休日の上り「富士山ビュー特急14号」は、現行の河口湖駅15時37分発・大月駅16時26分着から30分弱繰り上げ、河口湖駅15時9分発・大月駅16時3分着に。土休日の下り「富士山ビュー特急13号」は、現行の大月駅17時45分発・河口湖駅18時47分着から約50分繰り上げ、大月駅16時57分発・河口湖駅17時54分着で運転する。
同じく富士急行線内の特急列車として運転される「フジサン特急」は、一部列車の時刻を変更。平日の下り「フジサン特急3号」を現行の大月駅16時52分発・河口湖駅17時48分着から約50分繰り下げ、大月駅17時41分発・河口湖駅18時46分着で運転する。平日の下り「フジサン特急93号」(臨時列車「富士回遊93号」の運転日は運休)も、河口湖駅の到着時刻を11分繰り上げ、大月駅12時41分発・河口湖駅13時36分着に変更。土休日の下り「フジサン特急3号」は河口湖駅の到着時刻を15分繰り上げ、大月駅15時50分発・河口湖駅16時42分着とする。
なお、「富士登山電車」は引き続き当面運休に。臨時列車をはじめ、定期運用車両の検査等による運休時に代替車両として運転(アテンダントによるサービスなし)する場合があるとのこと。(MN 鉄道ニュース編集部)