折り合い課題の重賞1勝馬 キャリア初の2000m戦で一発なるか

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2025年01月31日 20:00  netkeiba

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前走のオーロCは2着だったシュトラウス(24年11月撮影、ユーザー提供:藤田ことねさん)
 23年の東京スポーツ杯2歳S覇者のシュトラウス(牡4、美浦・武井亮厩舎)が、白富士ステークス(4歳上・リステッド・芝2000m)で1年2カ月ぶりの勝利を狙う。

 シュトラウスは父モーリス、母ブルーメンブラット、母の父アドマイヤベガの血統。母は08年のマイルCSと府中牝馬Sの覇者。伯父のジョイフルハートは08年の北海道スプリントCを制している。また、半姉のフォラブリューテは22年の紅梅Sの勝ち馬だ。

 ここまで8戦2勝。デビュー以来、気性面との戦いが続いている。23年6月の東京の新馬(芝1600m)では3角先頭から9馬身差の圧勝を収めたものの、操縦性の課題が浮き彫りに。2戦目のサウジアラビアロイヤルCでも再び折り合いを欠いて3着。続く東京スポーツ杯2歳Sではハイペースも味方につけて重賞初制覇を果たしたが、その後は5連敗を喫している。試行錯誤の末、前走の1400m戦オーロCではこの馬なりに折り合い、5戦ぶりの連対となる2着に健闘。しかし、今回は600mの距離延長かつ初の2000m参戦となる点には不安を残す。

 ここで気性面の成長を示し、展望が開ける3勝目となるか。今後を占う一戦となることは間違いない。

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