吉田麻也「日本も助けられてきた背景があるので…」アメリカ・ロサンゼルスで参加したチャリティイベントを振り返る

吉田麻也がパーソナリティを務めるTOKYO FMのラジオ番組「吉田麻也の切り替えて行こう！」（毎週土曜9：30〜9：55）。吉田麻也が“何があっても切り替えて行こう！”というDFならではのスローガンを掲げ、最新のニュースやリスナーからのメールに鋭く反応していく番組です！ 最終回となる1月25日（土）の放送では、アメリカ・ロサンゼルスで参加したチャリティイベントについて語りました。

パーソナリティの吉田麻也

「大規模な山火事に見舞われたアメリカ・ロサンゼルスに本拠地を置くプロスポーツチームが、1月17日（金）に合同のチャリティイベントを開催。昨シーズン、ロサンゼルス・ギャラクシー（以下：LAギャラクシー）でプレーした吉田選手もドジャー・スタジアムのイベントに参加しました」

吉田：1月7日（火）に発生した山火事で、17日時点で27人の方が亡くなり、広大な面積が延焼。これによる住宅価格高騰など二次的な問題も発生しています。

僕は、この山火事が発生したときにちょうどロンドンに飛んじゃって、わりと落ち着いたときに帰ってきたので（状況が）あまりわからなかったんですけど、僕の住んでいるエリアは、日常生活にまったく支障がない状態だったんですが、北のほうに住まれている方は被害に遭われた方も多かったみたいです。

そこで、LAのスポーツチームが一丸となり、チャリティイベントを開催することになりました。どんなイベントだったかというと、被害に遭われた方々を招待して、ロサンゼルス・レイカーズ（NBA）やロサンゼルス・ドジャース（MLB）、LAギャラクシーのグッズをプレゼントしたり、あとは生活必需品ですね。（被害に遭われた）子どもたちが各ブースから欲しい物をとったり、おもちゃや洋服など、日常生活に必要なものを配りました。それこそ、日本の全日空さんもブースを出しておられました。

（事前に）チームから「（チャリティイベントに）参加したい人はいるか？」と聞かれて、僕は山火事が起きたときから、こういうイベントがあったら“参加したい”と思っていたんですが、まだ当時はチームと再契約を結んでおらず、非常にグレーなところだったんですけど、そういうのはチャリティに関係ないかなと思って参加させていただきました。

また、このイベントは阪神・淡路大震災と同じ日に開催されました。日本も最近だと能登の地震、少し前には東日本大震災があったり、いろいろな災害に見舞われていますが、その度にアメリカだけじゃなく、世界中からたくさんの支援を受けて助けられてきた背景があるので、こういうことが起きたとき、特に今回は自分が住んでいるところで起きたので、“自分に何ができるか？”という思いは常にありました。

サポートの方法って、お金だったり、自分が（被災地に）出向いたり、いろいろあると思うんですけど、“あのとき僕がやれたのはこれかな”ということで参加したので、本当に出られて良かったなと思います。

いろんな力が集まって、みんなでこういうことがやれると、さらにムーブメントが大きくなって、より力を発揮すると思いますし、そういう意味では、LAには大きなコミュニティがたくさんあるので、僕も（LAギャラクシーと再契約して）LAに残ることですし、こういうことも引き続きやっていきたいなと思います。

＜番組概要＞
番組名：吉田麻也の切り替えて行こう！
放送日時：毎週土曜9：30〜9：55
パーソナリティ：吉田麻也
番組Webサイト：https://www.tfm.co.jp/kirikae/
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