リヴァプール指揮官、“去就不透明”のサラーに残留を促す「キャリアの中で多くの賢明な決断をしてきた」

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2025年02月01日 03:42  サッカーキング

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リヴァプールに所属するサラー [写真]=Getty Images
 リヴァプールを率いるアルネ・スロット監督が、同クラブに所属するエジプト代表FWモハメド・サラーの去就について言及した。31日、イギリスメディア『BBC』がコメントを伝えている。

 現在32歳のサラーは、母国エジプトのアラブ・コントラクターズでプロキャリアをスタート。バーゼルでのプレーを経て、2014年にチェルシーへと加入した。しかし、プレミアリーグ初挑戦時には満足な出場機会を与えられず、その後はフィオレンティーナとローマでプレー。2017年から所属するリヴァプールでは在籍1年目からチームのエースとして活躍し、プレミアリーグ最優秀選手賞や3度のリーグ得点王に輝くなど世界的なストライカーへと成長。今シーズンもここまで公式戦32試合出場23ゴール17アシストを記録している。

 先月にはプレミアリーグ通算得点数を「176」に積み上げ、同リーグ歴代得点ランキングで元フランス代表FWティエリ・アンリ氏を抜き単独7位に浮上したサラー。ベテランの域に達しながら未だ衰え知らずなパフォーマンスを披露する同選手は、圧倒的な決定力を見せつけながらリーグ首位に立つリヴァプールの攻撃陣を牽引している。しかし、クラブとの現行契約が2025年6月で満了を迎えるものの、現時点では新契約の締結には至っておらず。以前よりサウジアラビアからの関心も報じられており、サラーのリヴァプールでの将来は今現在不透明なままだ。

 そんななか、インタビューに応じたスロット監督が同選手の去就について言及。指揮官は、「誰もが彼を欲しがっている。私たちももちろん彼に契約を延長してほしいと考えているよ。それは明らかだ」とサラーに対する残留希望を明言しつつ、「サウジアラビアが彼を狙うのは驚きではないし、他の国々が関心を持っていても不思議ではない」と同選手の移籍の噂に理解を示した。

 一方で、「彼は十分に年を重ねて十分に賢く、これまでのキャリアの中で多くの賢明な決断をしてきた。だからこそ彼自身にとって、そして願わくば我々にとっても最善の決断を下すだろう」と発言。果たしてスロット監督が望むサラーの残留は実現するのだろうか。

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