Bリーグ3部(B3)の新潟アルビレックスBB(16勝14敗)は1、2日の第19節、東京Z(19勝11敗)とホームのアオーレ長岡で対戦する。1月31日は試合会場で練習した。足の負傷で欠場していた新戦力、日体大4年のコンゴ人留学生、PFムトンボ・ジャン・ピエール(22)が3試合ぶりの出場で先発復帰する見込みだ。
ムトンボは「まだベストではないけど、大丈夫」と東京Z戦への意気込みを話した。前日練習では先発が予想されるユニットでフルメニュー。シュートの打ち込みの際は鵜沢潤監督(43)からリング下の動きの指導を受けた。
1月25、26日のホーム埼玉戦に備えた練習で足を痛め、2戦ともベンチ外。29日から全体練習に復帰した。埼玉戦はベンチの後ろから試合を見た。「しっかりリバウンドに行かないと」とチームの不足部分を確認。また、Cイバン・ラベネル(35)のリング下の競り合いを見て、「かわし方がうまい」と学習もした。
鵜沢監督は「まだプロのコンタクトになれていないが、自分で攻め切る力はある」。ホーム岡山戦(1月11日)で15得点を挙げて試合のMVPに初選出されるなど、206センチの長身には、まだ出し切っていない能力が詰まっている。
クラブは東京Z戦からムトンボのネーム入りタオルを販売する。昨年12月25日に加入して、まだ1カ月余りだが、ファンからグッズ販売のリクエストが殺到した。注目度が高まる中、「またMVPをもらってファンにあいさつをしたい」と笑みを見せた。【斎藤慎一郎】
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