埼玉県八潮市の県道交差点で道路が陥没し、トラックが転落した事故は、1日で発生から5日目となった。男性運転手(74)が現場に取り残されており、救出に向けて重機を入れるためのスロープ造成が同日も進められた。2日には積雪の可能性があることから、県は1日夕の完成を目指している。
スロープは幅4メートル、長さ30メートル。現場は地盤が軟弱なことから、石灰をまき、土を固めながら作業している。
陥没でできた穴に流れ込んでいた水もほぼ止まったことから、スロープ完成後は重機を入れて内部の土砂やがれきなどを除去した上で、消防が男性の捜索を本格化させる。