一癖あるけどいとおしい―。そんな岡山名物をモチーフにしたキーホルダーがお目見えした。全部で7種類あり、物産館「晴れの国おかやま館」(岡山市北区表町)など岡山県内3カ所のカプセル玩具販売機で販売、観光客らの人気を集めている。
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ラインアップは、岡山市の旭川に浮かぶ桃形ボート▽備中松山城(高梁市)の猫城主・さんじゅーろー▽全国生産量1位の黄ニラ▽岡山市内で見かける桃太郎デザインのマンホールふた▽津山納涼ごんごまつりのキャラクター「ごんちゃん」▽倉敷市の伝統行事「素隠居(すいんきょ)」▽五味の市(備前市)で楽しめるカキフライソフト。
いずれもアクリル板(約5センチ四方)に写真をあしらい、ローマ字で名前を記した桃形のチャームも付く。計5千個作り、完売次第終了する。
カプセルトイは「おかやま新発見!GACHA」。県内外の若者に岡山の新たな魅力を発信しようと、岡山県観光連盟(岡山市)と情報誌発行などのビザビ(同市)が好評の「岡山弁Tシャツ」に続く第2弾として企画した。若手職員・社員を中心にアイデアを出し合い「地元で愛されながらも王道過ぎない名物」(県観光連盟)をキーホルダーにした。
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昨年11月下旬に設置。おかやま館では週末の多い日で1日30回ほど利用があるという。
他の設置場所はイオンモール岡山(岡山市北区下石井)の「ハレマチ特区365」、倉敷市美観地区の「くらしき桃子白壁本店」(同市中央)。いずれも営業時間内に利用でき、1回400円。支払いは「ペイペイ」などスマートフォンのQRコード決済のみ。
県観光連盟は「県内外の『岡山ファン』を増やしたい。手に取って話題にしてもらい、直接足を運ぶきっかけにもなれば」と期待している。問い合わせはビザビ(086―224―7172)。
(まいどなニュース/山陽新聞)
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