ミランが、移籍市場最終盤にて活発な動きを見せている。1月31日、イタリアメディア『ジャンルカ・ディ・マルツィオ』が報じた。
ここ数日に渡ってミランが獲得を目指していたフェイエノールトのメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスについては、加入が濃厚な状況となっている。“ロッソネリ”は移籍金3200万ユーロ(約51億円)+ボーナスをフェイエノールトに提示しており、移籍成立の可能性が高いと見られている。
攻撃陣の拡充に向けてはヒメネスに加えて、チェルシーのポルトガル代表FWジョアン・フェリックスへの関心も継続している模様。フェリックスの代理人を務めるジョルジュ・メンデス氏は現在イタリアに滞在しており、ミランの上層部と話し合いを行う可能性がありそうだ。
また、ヒメネスの獲得が近づいていることを受け、昨夏ミランに加入したばかりのスペイン代表FWアルバロ・モラタのガラタサライ移籍も前進。同選手は半年間の期限付き移籍でトルコに赴き、1年の延長オプションや買い取り義務なども契約に盛り込まれるようだ。
一方、10歳からミラン一筋のイタリア代表DFダヴィデ・カラブリアは、ボローニャへの移籍が2月1日にも決まるかもしれない。生え抜きのキャプテンとミランの契約は残り半年で満了を迎えるが、わずかな移籍金支払いにより、カラブリアは今冬キャリア初の移籍を経験することになると伝えられている。
さらに、イングランド代表DFフィカヨ・トモリを巡っては、移籍金2500万ユーロ(約40億円)+ボーナス500万ユーロ(8億円)で、トッテナムと大筋合意に達した模様。ミランはその代役として、エンポリに所属する20歳のジョージア代表DFサバ・ゴグリチーゼを狙っているようだ。
このほか、16歳のU−19イタリア代表FWフランチェスコ・カマルダに対しては、モンツァから買い取りオプションの付帯しない半年間の期限付き移籍でオファーが届いている。移籍の実現可否はミランの返答次第だ。
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