そんな2025年2月は「柔軟さと自由」が幸運の鍵を握ります。2月のラッキーカラーは「アイボリー」。冬の白系統のアイテムはふわふわと柔らかい素材が多く、どんな色とも合わせやすい点が魅力です。真っ白よりも暖かみのあるアイボリーは冬におすすめですよ。
今回は、WEARに投稿された写真からコーディネート例をピックアップして、開運ファッションのポイントを解説します。
アイボリー・白・黒のコーディネート
アイボリーとは、象牙のような色。白に少し黄みを加えた色なので、白と組み合わせると優しくリズム感のある配色になります。この2色の組み合わせでははっきりしないので、黒を加えるとメリハリが生まれて◎。
この写真は、ダブルブレストジャケットとスウェット素材のストレートパンツをアイボリーでそろえ、白いカットソー、黒いバッグ、白黒配色のスニーカーを合わせたコーディネート。シルバーのボリュームアクセサリーをつけてクールな表情を取り入れるのもおすすめです。
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アイボリー・ベージュ・ブラウンのコーディネート
アイボリーとベージュは、よく似た色同士なので穏やかな配色に。この2色の組み合わせも曖昧になってしまうので、同系色の暗い色・ブラウンを加えると、トーンオントーン配色(同系色の濃淡で明度差をつけた配色)となってメリハリが生まれます。黒よりもまろやかに調和してくれますよ。
この写真は、アイボリーのショート丈ハイネックニットとベージュのロングスカートの組み合わせ。白いシャツを見せることでメリハリが生まれています。バッグを明るめのブラウン、ブーツをダークブラウンにして明度差をつけながら、なじみのいい同系色でまとめたコーディネートです。
アイボリー・ベージュ・マスタードのコーディネート
アイボリーとベージュの穏やかな配色は、黒やブラウンといった暗い色で引き締めるのではなく、同系色のマスタードイエローを取り入れるのもおすすめです。
この写真は、アイボリーのコーデュロイパンツとベージュのテーラードジャケットを合わせたコーディネートです。ジャケットのインナーやバッグを白にして、曖昧な配色をすっきりとした印象に。ジャケットの袖をまくることで見える裏地のマスタードイエローが差し色になっています。
アイボリー・ブラウン・グリーンのコーディネート
全身をアイボリーでまとめて、ブラウンとグリーンを差し色にするコーディネートもおすすめです。
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カラーコーディネートは統一感と変化のバランスが大切です。まだまだ寒さが残る時期、暖かみのあるアイボリーを基調にしたコーディネートで色づかいを楽しんでくださいね。
松本 英恵プロフィール
カラーコンサルタント歴20年。パーソナルカラー、カラーマーケティング、色彩心理、カラーセラピー、ラッキーカラー(色占い)などの知見を活用し、カラー監修を行う。執筆、メディア出演、講演、企業研修の講師など幅広く活動。近著に『人を動かす「色」の科学』。(文:松本 英恵(カラーコーディネートガイド))