【フィギュア】明法オンアイスで4年生が感謝のスピーチ「幸せな4年間」「ありがとう!」

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2025年02月01日 23:22  日刊スポーツ

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明法オンアイスを終え笑顔で記念撮影する渡辺(手前)ら法大の選手たち(撮影・横山健太)

明治大と法政大の学生が運営するフィギュアスケートのアイスショー「明法オンアイス」が1日、西東京市・ダイドードリンコアイスアリーナで行われた。


両校の4年生8人は華麗な演技を披露し、会の最後にリンク上であいさつ。観客からは拍手が送られた。


4年生の言葉は以下の通り(スピーチ順)。


   ◇   ◇   ◇   


◆川上晴菜(法政大)


「私は小学5年生からスケート教室に通い始めて、小学6年生の終わりごろに本格的に始めました。他の選手よりも遅いスタートでしたが、約11年間もスケート競技を続けることができました。中学のころには勉強に時間を割くことがあったり、高校2、3年生のころには体調を崩して休む期間も多くあったりしました。スケートを中途半端にやっていることが嫌になった時期もあり、辞めたいと両親に相談したこともありました。その時に『復帰できるようになったら考えればいいよ』と言ってくれたり、コーチが定期的に連絡をくれて帰る場所をつくって待ってくれたりしました。そんな周囲の支えがあったからこそ、大学生になって再びスケートができるようになりました。大学4年間は、とても幸せで楽しい時間でした。周囲の支えがなければ、スケートを続けることはできなかったと思います。本当に感謝しています。これからは社会人になりますが、スケートを続けてきたことを自信にして頑張っていきたいと思います」


◆橋本詩織(法政大)


「皆さんご多忙の中、足を運んでいただいて、ありがとうございます。楽しんでいただけたらうれしいです。ここまで続けてこられたのは先生方や家族、仲間たちが支えてくれたからこそだとあらためて実感しています。シングルもシンクロも宝物と言えるくらい、貴重な経験だったと思っています。この会を運営してくれた後輩たちにも本当に感謝しています。感謝の気持ちでいっぱいです。これからも法政と明治の応援をよろしくお願いします。ありがとうございました」


◆須藤怜紗(法政大)


「本日は明法オンアイスにお越しいただき、ありがとうございます。こんなにたくさんの方に見てもらう機会をいただき、とても緊張しましたが、それ以上に楽しく滑ることができて、素晴らしい時間を過ごせました。私は4月から大学院に進学します。競技は引退しますが、スケートは大好きなので、時々滑りたいと思っています。この明法オンアイスは学生だけで運営しているイベントなので、至らない点もあったかもしれませんが、夏から準備をはじめ、3年生を中心に一生懸命取り組んできたものです。この素晴らしいイベントを一緒に作り上げてくれた後輩や学生、足を運んでくださった皆さま、本当にありがとうございました」


◆門脇慧丞(法政大)


「今日はお忙しい中、明法オンアイスにお越しいただき、ありがとうございました。僕は来季も1年継続します。今季は靴に悩まされて、何もできずに終わってしまったので、来季はラストという気持ちを込めて、1試合1試合、精いっぱい頑張っていきたいと思います。来季もよろしくお願いします」


◆鈴木楽人(法政大)


「こんにちは! 今日はお忙しい中ご来場いただき、本当にありがとうございました。僕は今年で引退と決めています。始めたのは小5とか小6とか…よく分からないんですけど、他の選手より遅く始めて、中3の時にブロック大会へ初出場と、ちょっと下手くそでした。でも最終的には2021年の全日本選手権に出場できて、インカレでも良い順位がとれて、本当にうれしかったです。ここまで頑張ってこれたのは、仲間、法政の関係者の方、連盟の方、親、たくさんの方々のサポートのおかげです。本当にありがとうございます。競技者としてスケートを離れるのはちょっと寂しい気持ちがありますが、今後はコーチとして活動していく予定なので、次は世界に羽ばたける選手、仲間に愛される選手を育てていきたいと思います。今後ともよろしくお願いします。(観客席からの『楽人ありがとうー!』の声に)ありがとう!」


◆堀見華那(明治大)


「本日はお忙しい中、こんなにたくさんの方にお越しいただいて、ありがとうございます。あっという間に4年がたって私が送られる側となり、とても早いなと実感しています。私のスケート人生は16年ですが、山あり谷ありの連続でした。ケガをしたこともたくさんあり、ジャンプが試合で決まらないことが多くて結果に結びつかず、苦しい期間もありました。そんな時に先生方は、スピンや表現などスケーティングの面で奥深さを教えてくださりました。スケートが大好きになって、苦しい時も辞めたいと思ったことはなく、ずっと続けることができました。16年間も熱中できるものに出合えて、本当に幸せだなと思います。どんな時も応援してくださった先生方や監督、好きなことをやらせていただいた両親のおかげでもあります。本当にありがとうございます。私はこの先、スケートから離れて、社会人として1歩を踏み出しますが、スケート人生のおかげでこれから苦しいことがあっても、それを乗り越えられる強い精神力を身につけることができたと思っています。この先も笑顔で頑張りたいです」


◆大島光翔(明治大)


「本日はお越しいただき、ありがとうございました。僕は来季も競技者として頑張っていきたいと思っています。僕は主将を務めましたが、1人では何もできない人間で、周りの人間あっての僕で。僕が入った時にはたくさんのすごい先輩がいて、特に山隈太一朗先輩、堀義正先輩、松井努夢先輩に引っ張っていただいて(涙)。気付いたら4年生になって。今年1年間、主将として外面だけでも強く、表舞台には立てたと思います。唯一の同期の堀見華那ちゃんが、後輩の面倒を見てくれて、後輩もしっかりとした子たちばかりで僕を支えてくれて、そのおかげで僕らしく主将を全うできたと思っています。本当に感謝しています。1年生から4年生まで本当に楽しい毎日でした。監督やコーチの方々、明治大の部員の皆さんに支えられた4年間だったと思います(涙)。競技者として堂々と演技をして、皆さんに笑顔を届けられるように精いっぱい頑張っていきたいと思います。来季は明治大の後輩たち、法政大の後輩たちは試合で活躍すると思います。僕の大好きな自慢の後輩たちなので、良い声援を送っていただければと思います。でももちろん、僕に一番大きい声援をいただけるとありがたいです(会場からは笑い)。本当に幸せな4年間でした。ありがとうございました」


◆渡辺倫果(法政大)


「本日はお忙しい中、そして寒い中、明法オンアイスにご来場いただき、ありがとうございます。法政大学で過ごした4年間の集大成をこの場でお見せできたことをうれしく思います。良い時もそうでない時も、いや私はそうでない時の方が多いかもしれませんが(笑い)。スケート人生の中で変わらず応援してくださる方に出会えたことが、私の人生の宝物です。ありがとうございます。引退へのタイムリミットが迫っていますが、今年は特にスケートに対して貪欲に、そして応援してくださる皆さまに最高の演技をお届けして恩返しができるよう、精進して参ります」

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