東京・新宿区の「市谷の杜 本の活字館」で開催されている企画展、「ようこそ魅惑の書籍用紙の世界」をご存知ですか?
どれも同じ白い紙のように感じがちな印刷用紙の違いに触れることができ、本好きさんや文房具好きさんの間でジワジワと話題になっているんです。
今回は2025年2月16日(日)まで開催中の、「ようこそ魅惑の書籍用紙の世界」をご紹介!
印刷用紙を冊子にして持ち帰れる体験など、注目コンテンツがもりだくさんです。
ようこそ魅惑の書籍用紙の世界 / 市谷の杜 本の活字館 この投稿をInstagramで見る市谷の杜 本と活字館(@ichigaya_letterpress)がシェアした投稿
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JR総武線・東京メトロ南北線・都営新宿線市ヶ谷駅から、歩いて約12分の位置にある「市谷の杜 本の活字館」。
印刷の美しさや奥深さ、楽しさを体感する館内では文字のデザイン、印刷、製本のプロセスを見ることができますよ。
2024年10月19日(土)〜2月16日(日)の期間に開催されている企画展「ようこそ魅惑の書籍用紙の世界」では、書籍本文用として抄紙されたものを中心に、61種類の紙が紹介されています。
@yamazakey / Instagram
ぱっと見ただけでは分からない違いも、手に取って触りながら比べてみると、1枚1枚異なるキャラクターがあることに気づくかも。
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本好きさん、文房具好きさんなどの間ではひそかな人気となっていて、お気に入りの紙を探しに行く方が増えているんです。
入場は無料の上に、特別な体験も無料でできるとのこと。早速企画展の内容をチェックしてみましょう。
お気に入りの紙はどれ?1枚1枚さわって確かめてみて@yamazakey / Instagram
紙がずら〜りと並んだ展示ブース。これらは全て種類が異なる書籍用紙なんです。
さまざまな書籍用紙が整然と並べられた白の世界が広がる空間は、まさにタイトル通りの魅惑の世界…。
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展示された紙を触って、見比べて、じっくり向き合いながら、その魅力を堪能してみましょう。
@yamazakey / Instagram
印刷用紙はその用途に合わせて、原料の配合や表面の塗工などで種類が分かれいて、文芸やエッセイをはじめとしたいわゆる「文字もの」の書籍では、目に優しい白さ、めくりやすいしなやかさ、紙らしいふわっとした手触り、程よい透けにくさが重要視されるそう。
ブックデザイナーになった気分で、「この紙の手触りが好きだな」「この本にはこの紙が合いそう」と考えながら、展示を見るのも楽しそうです。
お気に入りの紙は無料で冊子にして持ち帰れるよ@yamazakey / Instagram
「ようこそ魅惑の書籍用紙の世界」で人気なのが、書籍用紙見本帳の製作。
自分のお気に入りの紙を選んで、のり付け製本してもらえるんです。
この体験はなんと無料!自分好みの紙を集めたり全種類制覇したりして、オリジナルの書籍用紙見本帳を作ってみてくださいね。
開催は2月16日(日)まで!書籍用紙の世界に急げ〜書籍用紙に特化した今回の企画展。
ここでしかできないおもしろい体験ばかりなので、一見の価値アリですよ。
2月16日(日)までと閉幕まで日が短いので、気になる方はお早めに足を運んでみてくださいね。
ようこそ魅惑の書籍用紙の世界 会場:市谷の杜 本と活字館(東京都新宿区市谷加賀町1-1-1) 会期:2月16日(日)まで 開館時間:10:00〜18:00 休館日:月曜・火曜(祝日の場合は開館) 公式HP:https://ichigaya-letterpress.jp/gallery/000428.html 入場無料