“ピピ”中井卓大、アモレビエタへのレンタル打切りでレアル復帰…半年間で3部の11試合に出場

　アモレビエタ（スペイン3部）は1日、レアル・マドリードからの期限付き移籍で加入しているMF中井卓大の期限付き移籍が打ち切りとなることを発表した。

　2003年10月24日生まれで現在21歳の中井は、2014年夏に10歳にしてレアル・マドリードのカンテラ（下部組織）に入団。2022年夏にはリザーブチームにあたるカスティージャに昇格した。しかし、カスティージャではなかなか出番を得られず、2022−23シーズンは3部でわずか2試合、5分間の出場のみにとどまった。

　翌23−24シーズンはラージョ・マハダオンダへ自身初となる期限付き移籍を経験。しかし、シーズンを通して先発はわずかに5試合にとどまり、チームも最下位で4部降格の憂き目に遭った。

　今季よりアモレビエタに加入。開幕から8試合連続で先発出場していたものの、チームはその間わずか1勝と低迷。10月末の監督交代後は中井の出番が激減し、2024年に入ってからはメンバー外が続いていた。

　出場11試合でアモレビエタを去ることになった“ピピ”（中井の愛称）は、2025年夏でレアル・マドリードとの契約も満了を迎える。