英国のチャールズ国王(76)が、次男ヘンリー王子(40)とメーガン妃(43)夫妻が5年前に米国に移住した後大型契約を結んだ動画配信大手ネットフリックスのライバルであるアマゾンプライムで、ドキュメンタリーを制作することになった。
英タイムズ・オブ・ロンドン紙によると、環境問題への取り組みに熱心な国王が、2010年に出版した自然との調和を提唱する著書「Harmony: a New Way of Looking at Our World」の哲学に沿った内容で、撮影はスコットランドのダンフリース・ハウスですでに始まっているという。
国王の環境保護と持続可能に対する長年の情熱、そして英国と海外での慈善活動に焦点を当てたドキュメンタリーは、アマゾンプライムでの公開が決まる前に、いくつかのプラットフォームが検討されていたという。王室はこれまで英BBCやITVなどでドキュメンタリーを制作してきたが、この番組はこれまでの王室ドキュメンタリーとは趣旨が異なるといい、国王の考えが地域社会や環境にどのような変化をもたらすかを「語るのではなく、示す」ことを目指していると伝えている。
王室関係者は、「国王は、テレビ界の最高のクリエイティブな才能を活用して、ハーモニーのコンセプトが新しい国際的な視聴者にどのように伝えられるのかを非常に楽しみにしています」とコメントしている。公開日は未定だが、2025年末か2026年初旬の公開を目指しているという。
メーガン妃は先月、「料理やガーデンイング、おもてなし」をテーマにした自身のネットフリックス番組「ウィズ・ラブ、メーガン」を配信予定だったが、先月上旬にロサンゼルスを襲った大規模な山火事を理由に公開延期を決めた。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)
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