バレーボールSVリーグ男子の大阪Bが2日、大阪・パナソニックアリーナで広島Tを下し、連勝記録を今季最多の「10」に伸ばした。24年パリ五輪日本代表オポジット西田有志(25)がチーム2位の14得点で躍動。ホームゲーム2連戦でともにストレート勝利を収め、23勝3敗で首位をキープした。次戦は8日、同会場で8位のVC長野と対戦する。
観客2864人に、記録で、プレーで強さを示した。サービスエース2本を含む14得点を貢献した西田は「3−0で勝てたことは良かった」と安堵(あんど)。前日にも3−0で退けた広島Tを再び圧倒し、チーム力の向上を実感した。
内容はスコア以上にタフだった。西田の一打から始まり、多彩な攻撃で2セット(S)連取に成功。王手をかけたが、第3Sは激しい打ち合いで終盤まで均衡する大接戦となった。「どうしても2日目の3S目以降はウイークポイント。質が落ちるポイントもあった」。終盤は追いかける立場となったが、22−23の窮地から新外国人ロペスの3連続エースで勝利。首位クラブの意地を見せた。
14節まで23勝3敗と独走中。前半戦を終えて連係も「ようやく形になってきた」と進化するチームは、初代王座を目指して5月まで続くシーズンを戦い抜く。
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