建築家・原広司の住宅作品に泊まる1棟貸しの宿泊施設“浮遊のいえ”が、2月1日(土)から、新潟・上越市にオープンする。
【写真】シックでおしゃれ! 原広司が手がけた内装
■高田の風土に適応したデザイン
今回オープンする浮遊のいえは、原広司が義父母の住まいとして建てた“北川邸”を、豪雪地域である高田の地域性を汲み取った設計思想に触れながら泊まれる宿へと継承した宿泊施設。
地域の資源を散りばめた客室では、落ち着いた雰囲気のリビングをはじめ、さまざまな設備がそろうキッチンや、癒やし空間の寝室などがあり、日常を忘れ心のままに漂うようなステイ体験を満喫できる。
なお、旧北川邸は高田の風土に適応したデザインになっており、長い冬の日々の生活に合わせて設計しつつ、伝統的な町屋でありながら明るい空間に仕上げている。