相手の勘違いのせいで突然怒られたら、驚いてしまいますよね。理不尽な怒りをぶつけられるのは腹が立つものでしょう。しかも相手が義両親のような言い返しにくい人だと、余計に怒りが湧いてしまうかもしれません。今回の投稿者さんは義父の勘違いで怒られてしまったようですよ。
『双子を出産して、産後から自宅でひとりで子育てしてきました。最近になって、あることを知った義父が激怒しています』
双子を育てている投稿者さんは、毎日目が回るほどに大変! 少しでも家事を軽減するために食器は使わず、紙皿や割り箸を駆使しています。しかしそれを知った義父が激怒。「息子が頑張って稼いだ給料をゴミに変えてるのか」「母親なんだから育児も家事も完璧にして当然だ」と言い出したのだそう。ところが夫婦のお給料の実情はというと、フルタイムで働く旦那さんよりも投稿者さんの育休手当のほうが金額が高い状態。何も知らない義父から理不尽に怒られて、投稿者さんはモヤモヤを抱え込んでしまいました。
義父に本当のことを話しちゃいなよ
義父に話せない理由は……?
『義父に本当のことを言っちゃえばいいのに! 何も知らないなら教えてあげよう』
義父は何も知らないから的外れな怒り方をしているのでしょう。それならば投稿者さんの口から本当のことを教えてあげるのもひとつの手ですよね。ところが投稿者さんには、真実を告げられない理由があるようで……?
『義母から「息子の給料が少ないって知ったらショックを受けるだろうから、お父さんには事実を言わないでほしい」と口止めされてるんです』
なんと義母から、「義父に対してはお給料のことを言わないように」と口止めをされているのだそう。義父はいわゆる亭主関白タイプで、お嫁さんのほうが息子よりも稼いでいると知ったらひどくショックを受けるだろうから……というのが理由です。これでは投稿者さんは板挟みになってしまいますね。
なんで義父に気を遣わないといけないの?
『義母、おかしくない? 義父のチンケなプライドのために、嫁は怒りの受け皿になれって言ってるんでしょ? そんな義母の言うこと聞かなくていいよ』
『義母に義父のことを話しても改善されないのなら、給料のことはハッキリと言う。先に攻撃してきた義父をなぜ気遣わなきゃいけないの?』
「義父に気を遣ってあげて」と話す義母に対して、ママたちからはブーイングが集まりました。「失礼なことを言ってきたのは義父なのに、どうして気を遣ってあげないといけないの?」と怒りが滲んだ疑問も寄せられました。敬意を払ってくれない相手に攻撃的な態度になるのは当然、というのがママたちの気持ちなのでしょう。
旦那さんから義父に話してもらいなよ
『旦那さんから直接義父に抗議してもらえば?』
『旦那に言わせよう。旦那が間に入ってきちんと説明してくれたらそれで終わりじゃん』
投稿者さんから言いづらい場合には、実子である旦那さんから話してもらうのもいいかもしれません。自分の息子から事情を説明されれば、義父もそれ以上何も言えなくなりそうですよね。しかしこの方法にも投稿者さんは難色を示しました。
『旦那は義父の怒りを知らないんです。転職までして毎日頑張って働いてるのに、そんなことを言われてるって知ったら可哀想だと思うと、なかなか言えなくて……』
一連の出来事を、投稿者さんは旦那さんに知らせずにいるようです。毎日仕事を頑張ってくれている旦那さんのことを見ていたら、余計な心配をかけるのは申し訳ないと考えているのですね。旦那さんを思いやっているからの行動なのでしょう。しかし旦那さんのことを気遣うあまり、投稿者さんが嫌な思いをし続けるのはいかがなものでしょうか……。
サンドバッグになっちゃダメ。義父に言い返そう
投稿者さんがこれ以上ストレスを溜めないためにも、「言い返したほうがいい」とのアドバイスも寄せられました。
『私なら確実に言い返す。だって勘違いされて怒られっぱなしなんて癪に障るもん。「私が働いていたときのお金で買っています」って言ったら何も言えないんじゃない? 投稿者さんのお給料にまで口出しする権利は義父にはないから、何も言えないと思う』
『「私のお金でやりくりしてますから大丈夫ですよ」と言う。理由を聞かれたら自分の収入が旦那より多いことを話す。黙っておいて投稿者さんだけ理不尽に怒られるなんてダメだよ』
このまま投稿者さんが黙っていたら、義父はさらに攻撃をしてくるかもしれません。そんな事態を避けるためにも、お金の出所を話しておくのはどうでしょうか。それでもネチネチと攻撃してくるようであれば、「私たち夫婦は納得しているのだから余計なお世話」ということをオブラートに包みながら言ってもいいかもしれません。
投稿者さんは最後にコメントを寄せてくれました。
『旦那も頑張って働いてるのであまりプライドを傷つけるようなことはしたくないなと思ってはいるものの、このままというのも私がしんどいなと思います。なので何か方法を考えてみようと思います』
旦那さんのプライドを傷つけず、自分もこれ以上ストレスを溜めないための方法を模索してみると話した投稿者さん。何かいい選択肢が見つかるといいですね。
文・motte 編集・いけがみもえ イラスト・神谷もち
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