マンチェスター・ユナイテッドは2日、レッチェからデンマーク代表DFパトリック・ドルグを獲得したことを発表した。背番号は「13」を着用する。
発表によると、ビザと登録条件を満たすことをもとに、マンチェスター・ユナイテッドはドルグと2030年6月30日までとなる契約を締結し、1年の延長オプションも付随しているという。なお、移籍金は明らかになっていないが、イギリスメディア『BBC』などによると、3000万ユーロ(約48億円)に500万ユーロ(約8億円)の追加オプションが付随した契約で両クラブは合意したという。
現在20歳のドルグは、母国ノアシェランの下部組織から2022年7月にレンタルでレッチェに加入すると、翌年7月に完全移籍となった。2023年8月にトップチームデビューを果たし、今シーズンはここまで公式戦23試合出場で3ゴール1アシストを記録している。また、昨年9月にはデンマーク代表デビューも果たしており、デビュー戦ではファーストタッチでゴールも記録するなど、ここまで4試合に出場している。
左ウィングバックとしての起用が期待されているドルグはマンチェスター・ユナイテッドのクラブ公式サイトで以下のように喜びのコメントを発表している。
「マンチェスター・ユナイテッドの選手と呼ばれることを非常に誇りに思っている。家族全員にとってとても特別な日になった。ルベン・アモリム(監督)と一緒に仕事をするのが待ちきれない。彼のチームとクラブに対するビジョンはとても刺激的だった。僕の成長のために明確な計画が立てられていて、マンチェスター・ユナイテッドは僕のポテンシャルを発揮して、大きな野望を成し遂げるために最適な場所だと感じている」
なお、マンチェスター・ユナイテッドは同日にアーセナルから獲得したU−19イングランド代表DFエイデン・ヘブンとともに、ドルグが2日に本拠地『オールド・トラッフォード』で行われるプレミアリーグ第24節クリスタル・パレス戦の試合開始前にピッチで姿を現す予定であることも明らかになっている。