トッテナムがリーグ戦8試合ぶりの白星!…敵地でブレントフォード下し連敗を「4」で止める

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2025年02月03日 01:09  サッカーキング

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リーグ戦で久々の勝利を飾ったトッテナム [写真]=Getty Images
 プレミアリーグ第24節が2日に行われ、ブレントフォードとトッテナムが対戦した。

 相次ぐ主力の負傷離脱の影響もあり、ここまで苦しい戦いが続いているトッテナム。ヨーロッパリーグ(EL)では若手選手の活躍もあり、ベスト16へのストレートインを決めたが、リーグ戦では現在4連敗中。直近11試合でわずか1勝しか挙げることができておらず、降格圏もちらつく暫定16位に低迷している。不振脱却の糸口を掴みたい今節は、ブレントフォードの本拠地に乗り込んでの一戦だ。

 序盤は拮抗した展開に。7割近いボール保持率を記録するトッテナムが攻めあぐねる中、ブレントフォードは強固な守備をベースに前線のケヴィン・シャーデやヨアヌ・ウィサらを起点にチャンスをうかがう。互いにゴール前に迫るシーンこそ作るが、守備陣の集中した対応もあり、決定機には至らない。そんな中、トッテナムがセットプレーでスコアを動かす。ソン・フンミンの左CKがゴール付近へ向かうと、ヴィタリー・ヤネルトの背中に当たったボールがネットを揺らした。

 先制を許したブレントフォードはサイド攻撃で圧力を強め、33分にはボックス内中央のこぼれ球を拾ったクリスティアン・ノアゴールがボレーシュートを放ったは、GKアントニーン・キンスキーが好セーブ。その後はトッテナムもデヤン・クルゼフスキやリチャーリソンらを起点に何度か惜しいチャンスを作るが、ラストパスが合わず追加点を奪うことができない。前半はこのまま0−1で終了した。

 後半の立ち上がりはブレントフォードが攻勢を強める。51分、右に開いてボールを受けたムベウモの鋭いクロスにウィサが飛び込むも、わずかに合わせることができずGKキンスキーがセーブ。直後にはミッケル・ダムスゴーの左からのクロスに再びウィサが反応したが、シュートは枠の上へ外れた。対するトッテナムはその直後に速攻からクルゼフスキ、60分にはルーカス・ベリヴァルにチャンスが訪れたが、いずれのシュートも枠を捉えきれない。

 その後はブレントフォードが主導権を握りつつ、互いに決定機を作れぬまま時計の針が進んでいく。最終盤にかけてオープンな展開が続く中、トッテナムは左で起点を作ったソン・フンミンがボックス内左へスルーパスを供給し、猛烈な勢いで走り込んだパペ・マタル・サールがネットを揺らし、87分に貴重な追加点を奪った。試合はこのまま終了し、トッテナムがリーグ戦8試合ぶりの白星を飾った。

 次節、ブレントフォードは15日にアウェイでウェストハムと、トッテナムは16日にホームでマンチェスター・ユナイテッドと対戦する。

【スコア】
ブレントフォード 0−2 トッテナム

【得点者】
0−1 29分 ヴィタリー・ヤネルト(オウンゴール/トッテナム)
0−2 87分 パペ・マタル・サール(トッテナム)

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