レアル・ソシエダがラ・リーガ3連敗…先発した久保建英は随所で存在感も得点には絡めず

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2025年02月03日 05:12  サッカーキング

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久保建英が先発したソシエダは完封負け [写真]=Getty Images
 ラ・リーガ第22節が2日に行われ、オサスナとレアル・ソシエダが対戦した。

 日本代表MF久保建英が所属するレアル・ソシエダは、ここまで21試合を消化し8勝4分9敗・勝ち点「28」という成績で9位につけている。昨年夏にロビン・ル・ノルマンやミケル・メリーノといった主力を失った影響からか不安定な戦いが続いており、直近5試合の戦績は1勝2分2敗となっている。そんな中でも久保は好パフォーマンスを続けており、公式戦30試合で5ゴール3アシストをマークするなど、攻撃の主軸としてチームを牽引している。

 序盤はオサスナが良い入りを見せるも、レアル・ソシエダは次第にボールを握る時間を増やしていく。右ウイング(WG)で先発出場を飾った久保は切れ味鋭いドリブルや、相手を引き付けてからのパスなどで攻撃をリードする。29分、ボックス内左でパスを引き出したミケル・オヤルサバルが左足を振り抜き、シュートがファーサイドの久保の方向へ飛んだが、詰めることはできなかった。

 すると33分、敵陣ボックス手前でルーズボールを拾ったアイマル・オロスがボックス内へスルーパスを送り、抜け出したアンテ・ブディミルがGKアレハンドロ・レミロのニアサイドを抜く強烈なシュートを沈め、オサスナが先制に成功した。レアル・ソシエダは久保が何度かチャンスを創出するも、ラストパスが味方と合わず、1点ビハインドのまま前半を終えた。

 後半開始早々の51分、高い位置でボールを奪うとハビ・ロペスが左から上げたクロスがファーサイドで待ち構える久保の足元に収まる。ワントラップから左足を振り抜いたが、シュートはGKセルヒオ・エレーラの好セーブに阻まれてしまう。一方のオサスナは60分、スルーパスに抜け出したブディミルがボックス内で倒される。主審は当初、GKレミロのファウルを取ったが、VARの結果判定は覆り、レアル・ソシエダは事なきを得た。

 69分、久保が起点を作ったところからルカ・スチッチがボックス内へ絶妙なスルーパスを送り、オーリ・オスカールソンがこれに反応。しかし、シュートは枠を大きく外れ、決定機を活かすことができない。すると5分後、オサスナはスローインから右サイドのスペースに抜け出したルベン・ガルシアが切り込んでから柔らかいクロスを供給。これにブディミルが頭で合わせ、リードを2点に広げた。

 その後、レアル・ソシエダは90+3分にオスカールソンが1点を返すも反撃はそこまで。試合は2−0で終了し、敗れたレアル・ソシエダはこれでラ・リーガ3連敗となった。久保は78分にピッチを後にしている。次節、オサスナは10日にアウェイでマジョルカと、レアル・ソシエダは9日にホームでエスパニョールと対戦する。

【スコア】
オサスナ 2−1 レアル・ソシエダ

【得点者】
1−0 33分 アンテ・ブディミル(オサスナ)
2−0 74分 アンテ・ブディミル(オサスナ)
2−1 90+3分 オーリ・オスカールソン(レアル・ソシエダ)

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