その後、今度は交差点に差し掛かったときに……。
雪玉を投げながら登校していた一年生の男の子たち。雪遊びに夢中だったのか、勢い余って道路に飛び出してきたようです。
通学路のため車をゆっくり走らせていたことが幸いでした。
子どもを学校の駐車場まで送り届けると、ちょうど教頭先生が通学路の見守りをしていました。
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子どもたちの安全のためにも、登校時のできごとを一言伝えるのが親切だと思ったのです。しかし……。
雪が珍しいので、子どもたちのテンションがあがる気持ちはわかります。けれど、それが事故につながってしまっては悲しいですよね。
実際、私自身事故が起きる一歩手前だったので、教頭先生に今あったできごとをお伝えしました。
大人の目があれば、子どもの安全を守れると思ったからです。
そこに子どもたちを咎める気持ちはありません。しかし、シホがリュウ君に直接注意したり、学校で放送が流れたり。
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【中編】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・物江窓香 作画・高橋志貴