今回紹介したいのは、ニコニコ動画に投稿された『納豆、意外と他の豆でも作れる説』という青海(おうみ)さんの動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
金時豆と小豆って別物なんだね…
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投稿者の青海(おうみ)さんが、「大豆以外の豆を納豆にした場合、1番美味しいのかどの豆か」を検証します。
既製品の納豆菌を使う方法もありますが、今回は手作り納豆のキットを利用。せっかくなので大豆以外の豆も色々試してみたいとのことでした。
用意したのは4種の豆。まずは大豆缶です。この大豆で作った自家製納豆を基準に他の豆の味を比べていきます。
2番目は同じく缶詰のグリンピース。個人的には「いけると思う」と青海(おうみ)さん。
3番目はパウチ入りの枝豆。収穫時期が異なるだけで、枝豆は大豆と同じ植物です。枝豆でなく大豆がどうして納豆作りに選ばれたのかを検証できれば、とのことでした。
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最後は金時豆。甘い味付けにする豆を納豆にするとどうなるかが気になると青海(おうみ)さん。実はあんこの材料の小豆と間違えたそう。金時豆は砂糖で煮て甘納豆にしますね。
金時豆は乾燥状態なので半日ほど水に浸けておき、圧力鍋を使って煮ていきます。納豆に使う豆は一度熱々の状態にする必要があるとのこと。納豆菌が豆を分解しやすい状態になるので、納豆の質も良くなるのだとか。
金時豆を煮てる間に最も重要な食毒作業を済ませます。納豆菌が他の菌に負けないようあらゆる物を消毒する必要があるのですが、手順を間違えると納豆菌も滅菌してしまうのだとか。「食において最も重要なのは安全!」と熱湯やアルコールで消毒する青海(おうみ)さんでした。
納豆菌は40度前後が1番活発に活動するそうなので、沸騰したお湯を保冷剤で冷まします。
この間に他の豆の準備。それぞれをレンジで加熱します。
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お湯がお風呂くらいの温度になったので粉末状の納豆菌を滅菌スプーンで投入。混ぜたら納豆菌汁の出来上がりです。
熱々の豆を消毒した容器に移したら納豆菌汁をかけ、よく混ぜたらラップをして空気穴を開けます。
大豆とグリンピースと枝豆の処理が終わったところで、忘れかけていた金時豆へ。甘納豆ではなく糸引き納豆にします。
4種の豆を低温調理器にセットしたら、タオルをかけて24時間40度に保温します。
20時間後、様子を見るためタオルを外したところ納豆の匂いがやばい。「タオルをかけてなかったら異臭トラブルになったかも」というレベルだとか。
大豆を確認すると、見た目も匂いも完全に納豆になっていました。
冷蔵庫24時間冷やしたら、大豆と枝豆とグリンピースと金時豆で作った自家製納豆の完成です!
発酵が成功しているかの判断は糸が引くかどうかで行うとのこと。
いつものように混ぜたら、醤油は無しでいただきます。味を付けないのは万が一腐敗していた時に気付けるようにです。まずは基本の大豆から。
糸の引きが少し弱いように感じた大豆ですが、食べてみるとちゃんとした納豆でした。
「スーパーでよく見るパック納豆よりも、茨城のわら納豆に違い感じがします」とのこと。本格的な味なのですね。
次は枝豆の納豆。こちらは「美味しいは美味しいけれど、納豆らしい風味があまりなくて結構味気ない」とのこと。
これならグリンピースも枝豆と同じだろうか、と食べはじめた青海(おうみ)さんは「グリンピース納豆美味しいです、これ」の反応。グリンピースの青臭さが納豆の風味と合っているのだとか。
「もし今後自家製納豆作る機会ある人には、ぜひ試してほしい組み合わせ」とのことでした。
最後は見た目からして若干不安な金時豆。
甘納豆ではなく糸引き納豆になった金時豆は、甘いは甘いが素朴な甘みとのこと。そして、「糸引き納豆に甘みはあまり合わない」と感じたそうです。
こうして4種の豆で作った自家製納豆を食べ比べた青海(おうみ)さんの結論は……
こんな手のかかるもの安価で大量生産してる大企業やばいわ
小豆と間違えた金時豆を半日水に浸けるところからスタートした納豆作りは、念入りな消毒を行ったり、異臭トラブルになりそうな匂いに耐えたりと時間と手間のかかるものでした。企業の力に感謝を感じる検証結果の詳細に興味を持たれた方はどうぞ視聴ください。
視聴者のコメント
・ほんそれ
・企業さんありがとう
・タカノフーズは神
・コロッケとかも絶対買った方が良いよな
・各種食品調味料にいえるやつ
・スケールメリットってすごいよね
▼動画はこちらから視聴できます▼
『納豆、意外と他の豆でも作れる説』
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