ライトオンが原宿オフィスを移転、新オフィスは台東区元浅草

　ライトオンが、渋谷区神宮前に構える原宿オフィスを台東区元浅草に移転することを発表した。移転先での業務開始日は2月10日を予定している。また、移転期間の2月5日から9日まで、原宿オフィスの業務を停止する。

　同社は、2016年、渋谷から移転する形で原宿にオフィスを設置。2018年には、商品部など営業系部署を、本部である茨城県つくば市の事務所から原宿オフィスに移管した。新オフィスは、銀座線の稲荷町駅から徒歩3分の東京日産台東ビル内に入居する。
　ライトオンは、近年業績不振が続いており、2024年8月期の通期実績では、売上高は前期比17.3％減の388億800万円、営業損失は50億円（前期は9億2200万円）、純損失は121億4200万円（同25億4500万円）を計上。その後、ワールドと日本政策投資銀行による投資会社W&Dインベストメントデザインが、ライトオンの子会社化を目的としたTOB（株式公開買い付け）を実施した。今年1月には、ライトオンの藤原祐介前代表取締役が辞任し、ワールドの大峯伊索常務執行役員が新代表取締役に就任した。