日産・自動車大学校の学生制作のカスタマイズカーを「大阪オートメッセ2025」に出展!

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2025年02月03日 12:10  マイナビニュース

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日産自動車は、日産グループである学校法人日産学園 日産・自動車大学校の学生が制作したカスタマイズカーをカスタマイズカーショー「大阪オートメッセ2025」(開催期間:2025年2月7日〜2月9日、場所:インテックス大阪)に展示する。



今回出展される2つのモデルは、2025年1月10日から12日の「東京オートサロン」に出展されたもの。学生ならではの発想とクルマの出来に対し、ブースの来場者をはじめ多くのメディアからも好評を博した。


○車体系の課程を有する学生たちが授業の集大成として車両を制作



日産・自動車大学校は全国に5校(栃木校・横浜校・愛知校・京都校・愛媛校)あり、5校に共通する自動車整備の国家資格取得を目指す学科に加え、モータースポーツ系や車体系(板金・塗装)の課程をもつ自動車整備専門学校だ。



今回、車体系の課程を有する京都校の学生たちが、授業の集大成として車両を制作。概要は以下の通りとなる。

○◆「NEO SKYLINE」日産京都自動車大学校



自動車整備・カスタマイズ科 4年生制作 制作期間6カ月


「NEO SKYLINE」はCV35型スカイラインクーペがベース。「現代のケンメリ」がコンセプトで、1970年代に一世を風靡したケンメリスカイラインをオマージュした。 ケンメリとは1972年に発売された4代目スカイライン(C110型)の愛称。当時、「ケンとメリーのスカイライン」というキャンペーンにより、多くのファンから「ケンメリ」スカイラインの愛称で呼ばれたモデルだ。学生たちは新たにケンメリの魂を宿したクルマを造りたいという思いで「NEO SKYLINE」を制作した。



このクルマは30代〜50代のユーザーを意識して制作されたが、車名につけられた“NEO"には、それぞれの年代の人々に向けた学生たちの思いが込められている。



“N"には、50代の人たちが子どもの頃、街中を走るケンメリに憧れていた当時を思い出して懐かしさ(Nostalgia)を感じてもらいたいという思いを込めた。“E"には、忙しい日々を過ごす40代の人たちに、このクルマで夢中(Enthrall)になってドライブを楽しみ、日常のストレスを発散してもらいたいという思いがこもっている。そして“O"は、1970年代当時、ケンメリが非常に斬新で独創的なデザインだったように、現代のクルマに見慣れた30代の人々に、今の時代の中での斬新さと独創性(Originality)を感じてもらいたいという思いだ。



このコンセプトを具現化するために、ケンメリの部品やデザインをそのまま流用するだけではなく、ケンメリらしさを残しながらも今の時代に合ったスタイルを探求した。



ボディカラーは学生が考えたオリジナルカラーの「トモアキブルー」。ケンメリのブライトブルーメタリックをベースに新たにパールを加え、懐かしさの中にも新しさを表現した。

○◆「Z Lealia」日産京都自動車大学校



自動車整備・カスタマイズ科 4年生制作 制作期間6カ月


「Z Lealia」は“家族と歩むスポーツワゴン"をコンセプトとし、刺激と日常を合わせ持ったクルマを目指して企画された。



スポーツカーが好きで「フェアレディZ」に憧れるお父さんに、家族一緒にスポーツカーでドライブを楽しんでもらいたいという学生の思いが込められている。車名の「Lealia」(リーリア)とは、英語の「Lead」(率いる)とラテン語の「Familia」(家族)を組み合わせた造語だ。



ベース車両はM35型ステージアだが、同車が持つスクエアなデザインを一新。最新のRZ34型フェアレディZのような流麗なデザインを実現するために、リア周りはフェンダーやルーフを一部切断し、日産リーフのリア部分を丸ごと取り付けて溶接した。



さらにリアフェンダーをワイド化することで、フェアレディZらしい筋肉質で迫力のあるリアフェンダーを再現。ボディカラーはRZ34 フェアレディZ発表当時のイメージカラー「イカヅチイエロー」を採用した。(エボル)

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