岸和田市議選で前職の大半が返り咲き　“再びの不信任”なら市長が失職へ

不信任決議を受けた市長が議会を解散したことに伴う大阪府の岸和田市議選挙で、不信任決議に賛成した前職20人が当選しました。今後、市長が失職する公算が大きくなっています。

今回の市議選は、女性との性的関係をめぐる裁判で和解した永野耕平市長が、市議会から不信任決議を受け、議会を解散したことによるものです。

前職22人、新人2人が当選し、前職のうち20人は去年12月の永野市長の不信任決議に賛成しています。

岸和田市　永野耕平 市長
「もし不信任が可決されたら自動的に失職になると思うので、決めるのは議会だと思います」

市議会で再び不信任案が可決されると、永野市長は失職します。