【ニューヨーク時事】週明け3日のニューヨーク株式相場は、トランプ米政権の高関税政策を警戒した売りに大幅続落して始まった。優良株で構成するダウ工業株30種平均の下げ幅は一時660ドルを超えた。午前11時15分現在は、ダウ平均が102.39ドル安の4万4442.27ドル、ハイテク株中心のナスダック総合指数は197.61ポイント安の1万9429.83。
トランプ大統領は4日から、カナダとメキシコからの輸入品に25%の関税、中国には10%の追加関税を発動すると通告。ただ、3日にメキシコに対しては1カ月延期することが伝わると、ダウ平均、ナスダックともに下げ幅を縮めた。