マンチェスター・シティは3日、ポルトからスペイン人MFニコ・ゴンサレスが完全移籍で加入することを発表した。
シーズン後半戦での巻き返しを図るマンチェスター・シティが、負傷離脱中のスペイン代表MFロドリの代役となり得る守備的中盤を移籍市場の最終日に獲得した。契約期間は2029年6月30日までの約4年半で、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、移籍金として6000万ユーロ(約96億円)がポルトに支払われたようだ。
現在23歳のニコ・ゴンサレスはバルセロナの下部組織出身で、トップチームデビューを飾った2021−22シーズンは公式戦通算37試合で2ゴール2アシストをマーク。翌シーズンはバレンシアへのレンタルを経験すると、2023年夏にはポルトへの完全移籍で加入した。ポルトガルの名門で中盤の主軸として活躍し、在籍2年目の今シーズンもここまで公式戦29試合出場7ゴール6アシストという成績を残していた。
初のプレミアリーグ挑戦となるニコ・ゴンサレスは、新天地マンチェスター・シティのクラブ公式サイトを通じて次のようなコメントを発表している。
「これは僕のキャリアのこの段階における完璧な機会だ。僕は23歳だし、イングランドで自分の力を試したいと思っている。そのためにはマンチェスター・シティほど良いクラブはないよ。ここにいるチームは信じられないほど素晴らしい。ワールドクラスの選手が揃っているし、その一員になりたくないサッカー選手など世界中を探してもいないだろう」
「ペップ(ジョゼップ・グアルディオラ監督)の評判は知っているし、彼と一緒に働くのが待ち切れない。実際に、彼が僕を自分のチームでプレーさせたいと望んでいることを光栄に思う。非常に興奮している。チームメイトやスタッフに会いたいし、マンチェスター・シティのファンの前でプレーしたいと思っているよ」
なお、マンチェスター・シティにとってはウズベキスタン代表DFアブドゥコディル・フサノフ、ブラジル人DFヴィトール・リース、エジプト代表FWオマル・マーモウシュに次ぐ今冬4人目の新加入選手、RCランスへ即時レンタルされたシエラレオネ代表DFジュマ・バーを含めると、今冬5人目の補強となる。
【画像】マンCがニコ・ゴンサレスの加入を正式発表!
Welcome, Nico! 🩵 pic.twitter.com/dvHbM9XIXE— Manchester City (@ManCity) February 3, 2025